市原市能満にて葺き替えをご検討中の瓦屋根を調査
更新日:2024年03月14日
市原市能満にお住まいのお客様より、葺き替えをご検討中ということで点検・お見積りのご依頼をいただき現地へ伺いました(^^)/ 点検結果についてご報告いたします😊
入母屋(いりもや)

屋根の形状は「入母屋(いりもや)」造り(形状)でした。日本の伝統的な屋根の形状で、神社・仏閣などでも昔から多く見られる屋根の形状です。
入母屋(いりもや)は、切り妻(きりづま)の下に寄棟(よせむね)を合体させたような形状で、切り妻から続く屋根は途中で角度が変わることなく、軒先まで続いています。
余談ですが
よく似た形状で錣(しころ)屋根があります。こちらは寄棟(よせむね)の上に切妻(きりづま)を載せたような形状で、切り妻から続く屋根の角度が途中で変わっています。
漆喰の劣化

入母屋部分の掛け瓦と丸瓦(紐丸)部分の漆喰が劣化し、台土(棟土)が露出している箇所もありました。大棟から軒先へ葺かれている瓦と、入母屋部分は瓦の向きは違います。
台土(棟土)に直接雨風が当たるため、状態が悪化した場合は雨漏りや棟が崩れる可能性もあるため注意が必要です。
そのほかの劣化状態も確認

鬼瓦と先端の巴瓦(ともえがわら)に施されていた漆喰が一部剥がれてしまっているなど、劣化が進んでいました。鬼瓦がある位置は雨風を直接受けるため、漆喰の劣化により鬼瓦が倒れたり、落下してしまうということも多いです。
大棟部分を確認すると経漆喰の劣化は進んでいますが、漆喰が剥がれたり崩れたりしていることはありませんでした。
瓦の種類は「いぶし瓦」という粘土瓦で、年月の経過とともに出てくる色ムラや、シャーペンの芯のような独特な色味が渋い瓦です。耐用年数は、釉薬瓦(ゆうやく瓦)よりも短く30年~40年といわれています。耐用年数を迎える頃には、葺き替えをおすすめします。
今回、お客様は葺き替えをご検討中ということでしたので、屋根材の種類ごとにメリット・デメリットなどをご説明・ご相談のうえ、数パターンのお見積もりをご提示いたします。
私たち街の屋根やさんでは、これまでの施工例や屋根材の見本等と一緒に詳しくご説明いたします。お気軽にご相談ください(*^▽^*)
記事内に記載されている金額は2024年03月14日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
市原市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
関連動画をチェック!
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介

市原市と近隣地区の施工事例のご紹介
でを行ったお客様の声


























































































































