更新日:2023年08月30日
塩ビシート防水って何?塩ビシートとゴムシートの違いについて解説!
建物の寿命を長く保つために欠かせないのが防水工事。その中でも、シート防水はその手軽さと効果から注目を集めています。屋根やベランダなどで水の侵入を防ぐこの方法は、どのような特徴があり、なぜ多くの人々に選ばれるのでしょうか?ここでは、シート防水の基本や違いを詳しく探っていきましょう。
そもそもシート防水ってどんな防水?
シート防水は、建物の屋根やベランダ、バルコニーなどの防水工事の一つであり、シートと呼ばれる防水材料を使用して行われます。シートは柔軟性があり、建物の表面に密着することで水の浸入を防ぎます。シート防水の基本的な手順は、まず建物の表面を清掃し、シートを適切なサイズにカットして配置します。次に接着剤や溶剤を使用してシートを接着し、シート同士の接合部分や周辺部分をしっかりと密閉します。最後にシートの上に保護材や仕上げ材を施し、耐久性や防水性を高めます。シート防水は比較的簡単に施工できるため、多くの場合において選ばれる防水方法です。
シート防水のメンテナンスの重要性
先述したように、シート防水は屋上防水などによく使用される方法です、耐用年数は、ゴムシート防水で10年~15年、塩ビシート防水で10年~20年程です。
しかし、多くの人々は自宅やマンションの屋上の防水工事の経過を把握しておらず、メンテナンスを怠っていることがあります。屋上は熱や紫外線、雨によって影響を受けやすいため、メンテナンスを怠ると建物内部への雨水の浸入や建物自体の弱体化などの深刻な被害を招く可能性があります!シート防水が、上の写真のような状態__捲れていたり、気泡が入ってぶよぶよとした状態になっていたら要注意です。雨漏りしてしまう前に専門業者に依頼をし、見てもらいましょう!日頃からの点検をメンテナンスを怠らないようにすることで、屋上やベランダ・バルコニーからの雨漏りは防ぐことができます!
塩ビシートとゴムシートの違いってなに?
塩ビシートとゴムシートは防水工事に使用されるシートの種類であり、それぞれ異なる特徴を持っています。
塩ビシート
塩ビシートは1.5mm〜2.5mm程度の厚みがあり、塩ビシートは耐候性と伸縮性に優れており、飛来物や衝撃による破れのリスクが低い造りとなっています。シート自体が防水性を持っているだけでなく、伸縮性もあるため、建物の動きに対応することができます。費用は税込3,850~8,250円/㎡となります。
ゴムシート
ゴムシートは1.2mm〜2.0mm程度の厚みがあります。ゴムシートは熱や温度変化に強い反面、「紫外線」に弱いです。防水層が薄く、塩ビシートと比較しても破れや劣化のリスクが高いといった特徴があります。耐候性も塩ビシートに比べて劣るため、長期間の使用には向いていません。費用は、約2,750~7,700円/㎡ほどで、塩ビシートよりは割安となっています。
塩ビシートとゴムシートはそれぞれ異なる特徴を持っており、塩ビシートの方が耐久性や耐候性に優れています。防水工事を行う際には、塩ビシートを選ぶことが一般的です。
防水工事は街の屋根やさんにお任せください!
屋根材や外壁材が耐用年数を持つように、シート防水にも異なるシートの種類や施工方法によって耐用年数があります。特に、防水工事の怠りが雨漏り被害を引き起こし、最悪の場合、住まいの構造や躯体を損ない、住居の寿命を縮めてしまうことも考えられます。
通常、住人がなかなか目にすることのない屋根の上には、気づきにくい劣化や問題が潜んでいます。こうした潜在的な損傷を未然に防ぐために、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。早めの対策は、将来的な大規模な修繕を回避し、コスト面でも効果的です。
街の屋根やさんでは、シート防水に専門特化した専門家が無料で点検を行っております。不安を抱えていたり、長い間メンテナンスを怠っていたりする方々にとって、無料点検はぜひご活用いただきたいサービスです。お気軽にお申し込みください。
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