更新日：2023年08月29日

　年々増している夏の暑さ、皆さんはどのように対策していますか？冷房が手放せないという方も少なくないのでしょうか。夏の暑さ対策には、遮熱/断熱塗料による屋根塗装がおすすめです。今回は、遮熱/断熱塗料がどのような塗料なのか？どの程度効果があるのか？を紹介していきます。

遮熱塗料塗料とは？

　遮熱塗料は、その名の通り熱を遮る効果を持った塗料です。塗膜が太陽光を反射することで室温の上昇を防いでくれます。どの程度効果があるかは日射反射率という指標であらわされます。製品によってばらつきがあるため、塗料を選ぶ際は注意が必要です。また、塗料の色によっても性能に差が出ます。白に近い程反射率が高く、黒に近い程反射率が低くなってしまいますので、把握しておきましょう。

　また、同じような性能を持った断熱塗料もあります。断熱塗料は、遮熱塗料と同じく太陽光を反射する機能に加えて断熱機能（熱を伝えにくくする機能）が備わっています。外からの熱が伝わりにくく、同時に室内の涼しい空気も逃げにくくなりますので、冷暖房効率が上がり、省エネにも一役買ってくれます。

 

遮熱塗料の効果

　遮熱塗料にはどの程度の効果があるのでしょう。気になっているけどどれだけ効果があるかわからなくて足踏みしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。塗料メーカーが行った比較実験では、遮熱塗料と一般的な塗料とで、屋根表面温度が最大10.5℃、室内温度が最大3℃もの差が出たという結果が出ています。室内温度1℃の違いで冷房光熱費が10%変わると言われますので、相当な効果と言ってよいのではないでしょうか。

 

　いかがだったでしょうか。屋根塗装での夏の暑さ対策、ぜひ検討してみてください。屋根だけでなく外壁も併せて塗装すれば、さらに効果が高まりますよ。街の屋根やさんでは、塗料の性能や効果についてなど、ご質問も承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。