軽くて丈夫な折板屋根！錆びさせないためのメンテナンス方法を紹介！
更新日：2023年08月04日
折板屋根ってどんな屋根？
折板屋根は、0.6〜1.2㎜厚の鋼板を大きな波型に成形している屋根材のことです。折り曲げることで強度を向上させ、薄い鋼板でも建物を守ることができます。一般住宅のリフォームでも注目されており、ガルバリウム鋼板が使用が使用されることが多く、錆びにくく軽量です。軽量であるため、建物の重心を下げることができ、耐震性の向上にも期待できます。また、施工の自由度が高く、大規模建築物やイベント会場などの大きな屋根や湾曲した形状の屋根に施工することも可能です。
ひと昔前までは、折板屋根の素材と言えば「トタン」が主流でしたので、中には錆びやすい屋根というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、前述した通り、現在ではガルバリウム鋼板が用いられることがほとんどですので、錆にも強く長期間に渡って安心して使用することができます。
折板屋根のメンテナンス方法
折板屋根の基本的なメンテナンスは、他の金属屋根材と同じく塗装メンテナンスです。金属ですから、スレートやセメント瓦の様に雨水を吸いこんでしまうことはありませんが、錆を防止するために塗装が必要です。塗膜が劣化し、鋼板の表面を保護しているめっき層が傷んでしまうと、そこから錆が広がってしまいますので、定期的に塗装を行い、塗膜を維持する必要があります。
また、屋根材を固定しているボルトの補修も大切です。特に、ボルトがむき出しになる「重ね」という施工方法の場合には注意が必要です。
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