更新日：2023年04月19日

　横浜市栄区小山台にお住まいのお客様より、雨樋から水漏れが起こっているので修理したいとお問い合わせをいただきました。築20年が経過するお住まいで、過去にも一度、雨樋の補修を行っているとのことでした。付帯部とはいえ、雨樋も建物を守るための重要な役割を持っています。
　水漏れの原因を調査すべく、さっそく現地へお伺いしました。

水漏れの原因は雨樋の亀裂

　水漏れが起こっているのは雨樋のコーナー部分とのことで、梯子を架けて確認すると、雨樋のそこに大きな亀裂が入っていました。裏側まで亀裂が貫通してましたので、水漏れの原因はこの亀裂に間違いないでしょう。
　他の部分からは水漏れは起こっていないとのことでしたが、念のため雨樋全体の状態を確認していくと、軒樋から竪樋につながる集水桝部分で、軒樋が割れていました。集水桝と重なる部分の割れですので、すぐには水漏れは起きないと思われますが、悪化してしまえばこのまま割れて、軒樋が集水桝から外れてしまう可能性が考えられました。

以前の補修箇所も劣化

　過去、屋根塗装を行ったタイミングでも雨樋からの水漏れが発生していたため、部分的な補修を行ったとのことでしたが、補修に使用されている補修材が劣化していました。今回の様に雨樋にできた亀裂を補修材と防水テープで塞がれたようですが、補修材は経年劣化によってひび割れてしまい、防水テープも固定力が弱まって雨樋が外側にたわんでしまっています。
　調査の限りでは、雨樋自体が寿命を迎えているように見受けられました。部分的な補修で済ませることも可能でしたが、雨樋の状態を考えるとすぐにまた別の箇所で不具合が発生し、いたちごっこになってしまう可能性が高かったため、部分的な補修ではなく雨樋の全面交換をご提案させていただきました。街の屋根やさんでは、税込み404,800円から雨樋の全面交換工事を承っております。

　私たち「街の屋根やさん」では、「マスク着用」「手指アルコール消毒」などに始まる新型コロナウイルス対策に取り組んでいます。点検や工事でお客様宅にお伺いする際にも徹底してまいりますので、どうぞご安心してお問合せください。