更新日：2023年01月11日

　調布市芝崎にお住まいのお客様より、屋根から漆喰が剥がれているようなので一度点検してほしいとお問い合わせをいただきました。お話をお伺いしたところ、近所で工事を行っていた業者に漆喰の剥がれを指摘され、心配になったため弊社へお問い合わせいただいたとのことでした。
　さっそく現地へお伺いし、確認していきましょう。

漆喰は劣化し、補修が必要な状態

　現地にて屋根に登らせていただくと、飛び込み業者の指摘通り、漆喰が劣化し所々剥がれてしまっている状態でした。漆喰の剥がれが進行すると、棟の土台になっている葺き土が露出してしまいます。露出した葺き土が雨に晒され続けると雨漏りや棟の崩れの原因となりますので、漆喰の剥がれを発見したら早めの対応が必要になります。
　鬼瓦に詰められていた漆喰に至っては完全に剥がれてしまっており、固定用の銅線が切れてしまえばいつ落下してもおかしくありません。

補修が必要な箇所は漆喰以外にも

　漆喰の剥がれの他に、棟瓦を固定している銅線が切れてしまっている箇所や割れた袖瓦を補修しているコーキングの劣化も確認できました。切れてしまった銅線は棟の崩れにつながりますし、劣化したコーキングは雨漏りの原因につながりますので、いずれもメンテナンスが必要となります。
　調査を行った結果、棟自体に歪みや崩れは発生していなかったため、漆喰詰め直し工事と割れてしまった袖瓦の交換、切れてしまった銅線の結び直しをご提案させていただきました。

◆◆漆喰詰め直し工事の参考価格◆◆
棟20mの場合 税込み176,000円～

　私たち「街の屋根やさん」では新型コロナウイルス対策として、「マスク着用」「ソーシャルディスタンスの確保」「手指アルコール消毒」を徹底しております。ご不安なお客様へはオンラインによるお打ち合わせも承っておりますので、どうぞご安心してお問合せください。