更新日：2023年01月10日

　青葉区青葉台にお住まいのお客様から、棟瓦を点検してほしいとご依頼いただきました。お話をお伺いすると、近所の建設業の方から、棟瓦がズレているから点検してもらった方がいいと声をかけられたため、弊社へお問い合わせいただいたとのことでした。築年数は50年程とのことです。
　早速現地へお伺いし、屋根の状態を確認していきましょう。

棟は歪み、崩れる恐れがありました

　現地にて屋根に上がらせていただくと、伺っていた通りに棟が歪んでしまっていました。写真の通り、目視でもはっきりわかるほど蛇行しています。冠瓦とのし瓦を固定する導線もほとんど切れてしまっており、ただ瓦が積んであるだけといった状態で、台風や地震などの自然災害が発生したら崩れて落下してしまうでしょう。

のし瓦が一部欠損している箇所もありました

　棟の先端部分にて、一部ののし瓦がなくなってしまっていました。おそらく棟の歪みの影響で、一部分だけ崩れてしまったのでしょう。瓦がなくなった部分は内部の土が露出してしまっている状態で、放置すればいずれは雨漏りの原因にもなりかねません。瓦がなくなってしまった影響から、周囲ののし瓦もガタガタに崩れかけていました。
　お住まいの築年数を考慮すると、屋根葺き替え工事や屋根葺き直し工事などの全体的なメンテナンスをご提案するところですが、数年後に建て替えを検討されているとのことでしたので、最低限のメンテナンスとして、棟取り直し工事をご提案させていただきました。棟取り直し工事の費用は、税込み16,500円/m～にて承っております。棟の段数や場所によって金額が変わってまいりますので、まずはお気軽にお問合せ下さい。

　私たち「街の屋根やさん」では、新型コロナウイルス対策として、「マスク着用」「手指アルコール消毒」「ソーシャルディスタンスの確保」に取り組んでおります。また、ご不安なお客様へは、オンラインでのお打ち合わせも行っております。