更新日：2023年01月10日

　昭島市玉川町にお住まいのお客様より、屋根が割れているように見てるとご相談をいただきました。お住まいは築15年程が経過し、今までに屋根のメンテナンスを行ったことはないとのことで、この機会に屋根の状態を確認して必要であればリフォームを検討したいとおっしゃられていました。

至るところにスレートの割れが発生

　早速現地へお伺いし、屋根に上がらせていただくと、屋根に葺かれているスレートがスリットが入っているタイプのものだということでした。このタイプのスレートは、塗装によるメンテナンスを怠ってしまうと、スリット部分から雨水を吸ってしまい、スレートが脆く劣化してしまう傾向があります。
　屋根上に割れた破片が残っているものもありましたが、いくつかは落下もしくは飛散してしまっているようです。このまま放置してしまうと割れたスレート破片の落下・飛散による2次被害がおきてしまうでしょう。

屋根カバー工事をご提案しました

　屋根に使用されるスレート材がノンアスベストへと切り替わった初期のスレート材は、技術の問題から脆弱な製品が多く販売されていました。ニチハのパミールやクボタのコロニアルNEOといった製品が代表的です。これらは特有の劣化症状があり、発生した場合には塗装による補修が行えず、葺き替え工事かカバー工事が必要になります。
　もしお住まいにこれらのスレート材が使用されている場合は、雨漏りなどの被害が出る前に屋根工事をすることをお勧めします。

　今回は雨漏りもなく、防水紙や野地板などの下地の状態も良好であったため、屋根カバー工事を提案させていただきました。

◆◆屋根カバー工事の参考価格◆◆
60㎡の既存屋根を金属屋根材でカバーした場合
税込み767,800円～

　私たち「街の屋根やさん」では、新型コロナウイルス対策として「マスク着用」「ソーシャルディスタンスの確保」「アルコール消毒」を徹底しておりますので、ご安心してお問合せください。