更新日：2022年11月28日

　杉並区今川にてお住いのお客様より、屋根の色褪せについてお悩みのお問い合わせを頂きました。屋根材にはスレートが使用されており、これまでにも屋根塗装を行ったことがあるとのことでしたが、以前に比べて色の違いが目立つようになったことでお手入れが必要ではないかとお考えになられたようです。さっそく現地での調査にお伺いさせていただきました。

塗膜の劣化したスレート屋根の現状

　屋根に上ってみますと、苔の繁殖と塗膜の剥がれが著しく目立つ状態でした。スレートを保護する塗膜が劣化したことで、剥がれてしまった部分は白い素地が見えてしまっております。
　塗膜が傷むと雨水を弾きにくくなり、屋根上に滞留することで苔や藻が繁殖しやすくなります。雨水の浸透や紫外線の影響を強く受けるようになったスレートもかなり傷んでしまうため、調査を進めていくと割れて途中から欠けてしまってるような箇所も見受けられました。割れて露出した下側のスレートにも苔が付着しているため、この状態になったのはかなり前のようです。

屋根材に抜本的な解決方法をご提案

　棟板金には錆の発生や釘の浮きといった経年劣化の症状が現れており、スレート材と併せて屋根全体でのお手入れが必要な状況です。スレートは定期的に塗装を行うことで防水性などを維持し、傷まないようにすることで長く使用することが可能です。ただ、既に傷んでしまっているスレートには塗装をしても意味がなくなってしまいますので、屋根葺き替えやカバー工事が現状では適していると判断できました。
　屋根カバー工事では60㎡の既存屋根を金属屋根材でカバーした場合、767,800円～（税込）が目安の料金となります。人気のスーパーガルテクトなどは非常に軽量ですので、屋根の重量増加による耐震性の低下にもそこまで影響を及ぼしません。屋根面積などでも費用は変わりますので、まずはお見積もりの作成まで無料の点検をご活用ください。

　私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてオンラインツールを活用した打ち合わせにも対応いたしておりますので、どうぞご安心してお問い合わせください。