更新日：2022年06月23日

　台東区入谷で、アパートの軒天の剥がれを見てほしいとご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。軒天とは屋根を地上から見上げた際に見える、外壁からはみ出た屋根の裏側部分です。屋根の裏側ということで雨水が直接当たることはないように見えますが、軒天も経年とともに劣化していきます。現在の状態を確認し、必要となる工事内容をご提案させていただきます。

　それでは実際に現地にお伺いし、軒天の剥がれを調査していきましょう。ベニヤの軒天でしたが、湿気の影響でベニヤの接着力が弱まり多数箇所で剥がれてしまっていました。

軒天全体で剥がれが発生

　アパートを一周し、ぐるっと見上げてみますと軒天全体で剥がれが見られることがわかります。
　軒天は雨漏りが発生することで湿気を含むようになり剥がれだすというケースが多いのですが、今回は雨漏りの発生はなく、下地部分に劣化はありませんでした。そのため、今回は軒天の張替え工事によるメンテナンスを行わせていただきます。

外階段の波板も劣化していました

　また、アパートの外階段には塩化ビニル製の波板が設置されており、こちらも紫外線の影響で割れてしまっていました。塩化ビニルは紫外線によって劣化しやすく、耐久性が落ちるとこのように割れやすくなってしまいます。お客様に波板の状態についてもご説明させていただいたところ、外階段の波板も併せて交換工事を行う運びとなりました。

　地上2メートル以上の高所での作業の場合、安全かつ確実な施工を行うため足場の仮設が必要となります。足場を設置する場合はその都度20万円ほどの費用がかかってしまいますので、足場仮設が必要な工事は併せて行うことがオススメです。軒天に異常が見られ、軒天の工事をご検討されている方は屋根・外壁塗装や雨樋交換、シーリング補修などもご検討されることで足場費用を節約することができますよ。

　私達、街の屋根やさんは屋根工事だけでなく外装リフォーム全般を承っております。足場費用をまとめようとしても、屋根の専門業者にご依頼される場合は塗装工事や付帯部の工事を請け負っていない場合もあり、結局別々の業者にお願いすることになるかもしれません。
　街の屋根やさんでは軒天工事や塗装工事、防水工事など様々な工事の施工実績が豊富にございますので、お住まいのことでお困りの際は是非お気軽にご相談ください。新型コロナウイルス対策としてスタッフはマスクの着用、消毒にも徹底して取り組んでおり、点検やお見積りの作成も無料で承っておりますのでそちらもご安心ください。