豊島区巣鴨にて築25年が経過したスレート屋根の調査を行いました
更新日：2022年05月31日
豊島区巣鴨にて行ったスレート屋根の調査の様子をご紹介しております。建物は築25年が経過しておりこれまでメンテナンスを行ってきたことが無いことから屋根のメンテナンスを検討しているとご相談をいただきました。
現地調査
現地調査に伺い屋根の確認を行いました。屋根にはスレートが使用されておりました。25年もの間メンテナンスを行っていなかったので全体的に塗膜の劣化が多く見られました。
スレートを拡大してみると表面塗装が劣化し剥がれや表面がザラザラしているといった症状が発生しておりました。スレートの塗膜が劣化してしまうと塗膜が持つ防水性、撥水性を失いスレート本体が水分を吸い易くなってしまいます。水分を吸ったスレートは苔の発生や割れが発生しやすくなりますので注意が必要です。また、こちらの屋根には天窓が設置されておりました。天窓は設置から10~15年が経過するとパッキンやシールが劣化し雨漏りに繋がってしまう場合があります。天窓も定期的にメンテナンスが必要な部分になります。
棟板金の様子になります。板金の捲れや変形は見られませんでしたが塗装が劣化し錆の発生が所々見られました。板金は金属なので塗膜の劣化に伴い錆が発生しやすくなってしまいます。棟板金の釘ですが、浮きや錆の他に板金の天辺から釘を打ってしまう「脳天打ち」が行われている部分がありました。脳天打ちは板金の天辺に穴をあけて固定を行うので釘の隙間から雨水が浸水し雨漏りや下地の劣化に繋がります。ですのでこのような固定方法は良くないと言われております。
上記の症状から、屋根全体のメンテナンスが推奨される状態でしたので屋根カバー工法でのメンテナンスのご提案を行わせていただきました。屋根カバー工法の費用は税別698,000より承っております。
私たち「街の屋根やさん」では、引き続き新型コロナウイルスの感染対策を徹底して実施しております。建物のことでお困りの際にはお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2022年05月31日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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