瓦屋根から金属屋根に葺き替えるメリットとは？｜屋根の軽量化が地震の揺れ軽減に繋がる理由まで徹底解説！
更新日：2024年08月16日
住宅の屋根をほぼ新品にする工事方法であることから、雨漏り被害や著しい損傷など「屋根に発生している問題」を全て解決出来る事がメリットです(^^)/
そうした中、最近では「瓦屋根から金属屋根への葺き替え」のご依頼を頂くケースが多い傾向にあります。
この記事では葺き替え工事の方法やカバー工法との違いと併せて、瓦屋根から金属屋根に葺き替えるメリットまで詳しい情報を解説致します！
劣化・損傷した既存の屋根材・防水紙（ルーフィング）を撤去し、野地板の交換・増し張りを行ったうえで新しい防水紙・屋根材を敷設していきます(^^)/
屋根葺き替え工事の一番のポイントと言えば、冒頭でもお伝え致しました通り「屋根に起きている問題を全て解決できる」という点です。
特に「野地板」のメンテナンスは、後述の屋根カバー工法では行えません！
屋根材の固定先・屋根の構造部である野地板を含めてメンテナンスを行う事で、屋根の耐久性・寿命を大きく回復させることが出来ます！
一方、葺き替え工事とよく比較される屋根工事方法が
「屋根カバー工法」です。
既存の屋根に新しい防水紙・屋根材を敷設していく工事方法ですので、
撤去に掛かる手間や費用を削減出来る事がメリットです(^^)/
その為、工事規模の大きい屋根葺き替え工事と比較して、工期・工事費用を抑えて屋根のリフォームを行う事が出来ます。
ただし、前述の通り野地板のメンテナンスが出来ない事が注意点となります！
屋根下地材が著しく損傷・劣化している場合には採用できません(;_;)
また、
凹凸の大きい瓦屋根や
構造が複雑な屋根の施工にも適していない事に注意が必要です！
屋根葺き替え工事工事の費用相場は比較的大きいと言えますが、屋根の状態・種類を選ばずに施工できる事も大きなメリットと言えます(^_-)-☆
その大きな理由となっているのが「瓦屋根の耐震性への不安」です。
じつは屋根の重量は地震発生時のお住まいの揺れに関係しており、屋根の重量が増えれば増えるほどお住まいの揺れは大きくなる傾向にあります(>_<)
そうした中、瓦は非常に重い屋根材の中である一方、ガルバリウム鋼板屋根材などの金属屋根材の重量は瓦の約1/10程度しかありません。
重い瓦屋根から軽量な金属屋根材に葺き替える事で、地震発生時の
お住まいの揺れ・構造部への負担の軽減に繋がります(#^^#)
日本国内は元々地震が多く発生する環境にあり、現在までも大きな地震が観測されています。
地震発生時の防災として、瓦屋根から金属屋根材への葺き替えはおすすめの選択肢です！ まずは、信頼できる専門業者・施工会社に相談をしてみましょう(^^)/
日本の伝統を思わせる瓦屋根の景観も素敵ですが、スタイリッシュでお洒落な金属屋根材に葺き替える事でお住まいの違った魅力を引き出せる事も出来ますよ( *´艸｀)
「葺き替え工事」をご提案させて頂いた瓦屋根の現地調査の事例
続いて、実際の現地調査の流れをご紹介いたします！
中央区勝どきにお住まいのお客様より「屋根の瓦がずれてしまっているため修繕を検討しております。調査を行っていただき状況に応じたお見積りをお願いしたい」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
私達「街の屋根やさん」では、現地調査からお見積もりの作成・ご提出を無料にて承っております。
建物の状況に合わせたご提案を行わせていただきますのでメンテナンスをご検討の際には、お気軽にご相談をいただけますと幸いにございます。
狭小地に建てられた建物の為、梯子を掛けての調査が困難な状況でした。
ですので今回は
ドローンを使用して屋根の調査を行います。
ドローンを使用した屋根調査は、
急勾配や複雑な形状の屋根でも梯子を使わずに確認できる便利な方法です。
ドローンは最近注目されており、飛行可能な地域では建物の上空から屋根の状態を撮影することができます。
ただし、ドローンを使用した点検はあくまで状況把握の手段であり、屋根の下地など見えない部分の状態については別の補修工事が必要になる場合もあります。
瓦屋根の特徴は、なんといっても
高い耐久性です！
国内でもっとも使用されているスレート屋根材（コロニアル）の耐用年数が
15～20年程度である一方、瓦は
50年を超えるものもあります。
また、瓦の特徴的なデザインは日本の建築と良く調和し、伝統的な雰囲気を演出します。
さらに、厚みがある屋根材であることから、
断熱性・遮音性にも優れます。
調査を進めていると軒先の瓦数枚にズレ・割れが生じておりました。
軒先やケラバの瓦は釘止めが行われているのでズレにくい箇所になりますが、雨漏りによる瓦桟の腐食や釘の固定力低下が発生すると今回のようにずれてしまう場合がございます。
また、瓦がずれてしまうことにより雨水の浸入リスクを高め雨漏りへと繋がってしまいます。
屋根から瓦が落下してしまうと、周辺建物への被害や通行人への接触等の二次被害を招いてしまう可能性があり危険です。
こういった状況には早急な対応が望まれます。
調査の結果、使用されている瓦が耐久性の低い瓦であることが分かりました。
また、瓦のズレや下地の状況を考慮すさせて頂き、今回は葺き替え工事をご提案させていただきました。
私達、街の屋根やさんは金属屋根材を使用した葺き替え工事の施工実績も豊富にございます！
「屋根の軽量化をして家の防災対策をしたい！」「屋根と併せて外壁の塗装も行いたい！」「火災保険を使用して台風の被害に遭った箇所を修理したい！」といったご相談もお任せください(^^)/
参考価格として、屋根葺き替え工事の費用は 税込み 987,800円～承っております。
工事の費用は、施工面積や使用材料により金額が異なりますので詳しくはお問い合わせください。
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