谷板金とは？

今回施工させていただいた、谷板金についてお話しいたします！

谷板金とは、屋根と屋根の面の取り合いになっている箇所になります。この箇所は谷状になっており、流れた雨を集めて雨樋へ流す役割を持っています。雨水を集中して受け流す為、屋根の中でも雨漏りの原因になりやすい箇所も言われています。

屋根の形によって谷板金も入り組んで設置されておりますので、お家ごとに雨漏りのリスクも変わってきます。
屋根の勾配が緩いとそれだけ谷板金に雨水がたまりやすくなりますので、錆も発生しやすいです。定期的な点検を行うと良いでしょう！

谷板金の修繕方法

施工前

こちらは、施工前の谷板金になります。
瓦のつなぎ目から雨水が流れてきますので、画像の縞模様のように錆が出てしまっている状態です。
一般的には谷板金から錆が発生することが多いですが、屋根の上にアンテナが設置されている場合は、そのアンテナから錆が来てしまう場合もあります。
この錆を放置してしまうと、板金に穴が開き、そこから雨が侵入すると、将来的に屋根から雨漏りしてしまうリスクが高まります。

谷板金の劣化を見受けられた際は、早めに修繕することをお勧めいたします！

施工中

撤去の様子になります。
隣接する和瓦を一旦外し、ここへ新しい谷板金を設置します。

施工後

新しい谷板金が設置されました！
錆びも無くなり、雨漏れの心配も無くなりました。

谷板金は屋根に設置されているということもあり、なかなかお客様だけで確認したりできないものになります。
今現在の梅雨の時期は、雨漏りのリスクが高まりますので、点検や診断の際は、ぜひお声がけください！