木更津市祇園にて剥離(はくり)などが発生している屋根の調査
更新日:2024年05月08日
木更津市祇園にて実施した屋根調査についてご報告いたします('◇')ゞ
スレート屋根のメンテナンスをご検討中ということで、業者さんによって塗装をすすめられたり、屋根カバー工法をすすめられるため、どちらが良いか迷っているというお話しでした。(╯•﹏•╰)
屋根全体で小口部分の変色が目立っていました。
スレート屋根の劣化症状ではよくあることですが、
屋根材の反りによる浮きが多く見受けられました。
スレート屋根は経年により塗装が劣化してくると、色褪せしたり、剥がれた塗膜で表面がザラザラになるなど、水はけが悪くなります。そのため、屋根材の表面や重なり部分に雨水が滞留しやすくなり、屋根材自体が水分を含み傷みやすくなります。
屋根材が水分を含んでは、太陽光で乾燥するということを繰り返すことで、ヒビ割れや反りが発生しやすくなります。
屋根を確認してみると、白っぽく変色している部分にパミール屋根材特有の剥離が発生していました。パミール特有の剥離とは、層間剝離(そうかんはくり)といって、スレートの層が何層にも(ミルフィーユ状)めくれ上がる状態です。
通常の化粧スレート材の場合、定期的な塗装を10年~15年ごとに実施することで耐用年数は30年前後といわれています。しかし、パミール屋根材の場合は築10年前後で剥離などの症状が発生することが多いです。剥離が発生している場合、塗装をしても数年でまた層間剥離が発生してしまいますので屋根塗装はおすすめしません。
パミール屋根材の見分け方として、一番は建築時の図面などの書類を確認するのがおすすめです。それ以外には、目視でも確認する方法があります。屋根材の小口の切り込みがある部分の幅と、その左右の小口の幅が同じです。また、少し太い縦線が付いているのも見分けるポイントとなります。
下屋根(1階)は、大屋根(2階)ほど色褪せは進んでいませんが、外壁によって日が当たりにくい部分では苔(こけ)や藻(も)が繁殖していました。屋根材の反りによる浮きは同じように発生している状態でした。
点検の結果、屋根材はパミールであることが判明しました。雨漏りの発生が無いことなどから、屋根カバー工法のご提案となりました。屋根カバー工法は、既存屋根の上に新しい防水紙と新しい屋根を被せるため、葺き替えに比べると廃材などの撤去費用も少なく済みます。
屋根カバー工法は、877,800円(税込み)~承っております。私たち街の屋根やさんでは、現地調査でしっかり屋根の状態を確認し、現状で最適なメンテナンス方法をご提案いたします。まずは、無料の点検・お見積りをご依頼ください(*^▽^*)
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