街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は三田市で行った「ひび割れや剥がれが発生している擁壁の補修工事」になりますよ(^^)/

擁壁とは建物を囲う外部の塀でお家によっては擁壁がないお家もありますね。

最近の擁壁はブロックを２～３段積んでフェンスを取り付けているお家が多いですが、これまでは高さ1，5m程度のコンクリート製の擁壁が多かったです！

コンクリート製の擁壁は塗装されていることが多いのですが、外壁と違い屋根がないので汚れが目立ちやすいとお悩みの方も多いようですよ。

更に、ひび割れや剥がれも発生しやすいということで、補修のご相談を多くいただいております！

しっかりとした補修工事を行うことで、ひび割れの再発などを防ぐことが出来ますので、是非参考にしてくださいね。

三田市でひび割れや剥がれのある擁壁補修を行う現場紹介

コチラが、三田市でひび割れや剥がれのある擁壁補修工事を行う現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数25年
・2階建て軽量鉄骨造
・擁壁　コンクリート下地塗装仕上げ
・現在　ひび割れ　剥がれあり

コンクリート下地で出来ている擁壁は14年前に塗装されているようです。

しかし、当時は簡易的な補修をしたのちに塗装を行ったようで、ひび割れや剥がれが再発しているようですね！

三田市で補修工事を行う擁壁にはこの様な大きなひび割れが発生している状態でした(>_<)

コンクリートの擁壁にひび割れができる原因はいくつかありますね。

まず、コンクリートは固まるときに縮むので、その縮みでひびが入ることがあります！

また、擁壁が作られた後、地面が動いたり、重いものが長時間かかったりすると、擁壁に力がかかってひびが入ることもありますよ。

さらに、擁壁のコンクリートがうまく混ぜられていなかったり、硬化するのに必要な水分が足りなかったりすると、強度が弱くなり、ひび割れの原因になりますね。

この擁壁では14年前に塗装されている塗膜が剥がれている部分も複数個所で確認できました(>_<)

住宅のコンクリート擁壁で塗膜が剥がれる主な原因は、水分や気温の変化ですね。

コンクリートの表面に水がしみ込むと、塗膜がコンクリートから離れやすくなります。特に、雨が多い時期や湿度が高いとこの問題は起きやすいですよ！

また、暑い日と寒い日が交互に来ると、コンクリートと塗膜が伸び縮みして、剥がれやすくなります。

さらに、塗料の質や塗装方法に問題があると、塗膜がうまくコンクリートにくっつかず、剥がれることもありますので、正しい工法で工事を行う必要がありますね。

そして、擁壁のジョイントに設けられている目地もひび割れている状態でした(>_<)

ジョイント目地は、コンクリート擁壁のような大きな建築物にとても大切な役割を果たしますよ！

建物が地震や温度の変化で伸び縮みするとき、その動きを吸収して建物が壊れないようにするための「クッション」のような役割を果たしますね。

ジョイント目地は、コンクリートのパネル同士の間にあって、これらのパネルが自由に動けるようなスペースを提供します！

これにより、建物全体が少しずつ動いても、大きなひび割れや損傷を防ぐことができるんですよね。

ですので、ジョイント目地もしっかり補修する必要があります！

擁壁のひび割れ補修にお勧め！Uカット補修をご紹介

それでは、三田市で行った擁壁補修の様子をご紹介しましょう(^^)/

まずはひび割れ部分に「Uカット補修」を行っていきますよ！

コンクリート擁壁のひび割れを補修する「Uカット補修」という方法は、名前の通り、ひび割れた部分を「U」の形に切り取って補修する方法です！

まず、ひび割れた部分をグラインダーでU字型に切り取ります。このU字型の切り込みは、新しい補修材がしっかりとコンクリートにくっつくための準備ですね。

そして、擁壁補修でUカットした部分に「Uカットワン」と呼ばれる補修材を充填していきます(^^)/

「Uカットワン」とは、コンクリート擁壁などのひび割れを補修する時に使う特別な補修材のことですね。

Uカット補修工法でひび割れた部分をU字型に切り取った後、このUカットワンを使って修理補修していきます。

Uカットワンは、コンクリートにとてもよくくっつく性質があるので、ひび割れた部分をしっかりと埋めて補修することができますよ！

また、この補修材は固まるととても丈夫になるので、補修した部分がまたすぐに壊れることは少ないですね。

そして、擁壁補修でUカットワンを充填した上からモルタルを塗って仕上げていきますよ！

コンクリート擁壁のひび割れをUカット補修法で直した後、Uカットワンの上にモルタルを塗る理由は、二つあります(^^)/

まず、モルタルを塗ることで、補修した部分と擁壁の他の部分との間にできる見た目の違いをなくすことができますね。

つまり、補修した部分が目立たなくなるんです！

次に、モルタルは補修した部分を保護する役割も果たしますよ。

モルタルを塗ることで、補修したUカットワンが雨や風などの外部の影響から守られ、擁壁が長持ちするようになります。

だから、Uカットワンの上にモルタルを塗ることは、見た目を良くするだけでなく、補修をより効果的にするために重要な工程なんですよね！

擁壁の剥がれ部分をモルタルで補修していきます

お次は、擁壁の補修工事で塗膜が剥がれている部分を補修していきます(^^)/

塗膜には約2ミリ程度の厚みがあり、剥がれたまま塗装するとその部分だけへこんだように見えます。

ですので、擁壁補修を行う際はモルタルを使用して剥がれた塗膜の部分をフラットにしていく必要がありますよ！

そして、この作業を行う前に浮いている部分を全て調べて、浮いている部分は全て剥がす必要があります。

この様な感じで、擁壁の剥がれている部分全てを剥がしてモルタルで補修しました(^^)/

そして、お次は擁壁のジョイント目地ですね！

ひび割れたジョイント目地はシーリングで補修していきますよ(^^)/

コンクリートの擁壁の目地を補修する時、モルタルではなくシーリング材を使う理由は、シーリング材のほうが柔軟性があるからです。

擁壁は温度の変化や地震などで動くことがありますからね。

モルタルは固くて割れやすいので、動く擁壁に使うと、すぐに割れてしまいます！

しかし、シーリング材は伸び縮みするので、擁壁が動いても割れにくいので適していますよ。

その他、取り合い部分でひび割れている所もシーリングで補修しました！

これで、塗装する前の擁壁補修は完了となりますよ(^^)/

三田市で行った擁壁補修工事の費用紹介

三田市でひび割れや剥がれが発生している擁壁補修の費用ですが、50,000円となっております(^^)/

簡易的にシーリング補修するよりは費用が高くなりますが、長持ちするので非常にお勧めですよ！擁壁のひび割れや剥がれでお悩みの方はお気軽にご相談くださいね。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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