福山市にて築100年の納屋で発生した瓦屋根崩れの補修工事

ご相談内容

福山市にお住まいのお客様より「瓦屋根が崩れそうなので見に来て欲しい」とご相談いただきました。
今回ご相談いただいたのは建物は築100年の納屋です。

街の屋根やさん福山店では、無料調査・無料見積を行っております。
一度調査して御見積書を提出するお話をして、現地調査へとお伺いしました。

参考記事▶街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！

調査の様子

現場に到着し納屋を見上げると、、、

瓦が崩れていたり波打っているのが一目でわかりました！

さらに詳しく見るといつ落下してもおかしくない棟の部分や瓦もありました。
これはとても危険な状況です。

早めに修繕が必要な状況です！

参考記事▶屋根の内部や構造について

築100年の土葺きの屋根。
「土葺き」とは、瓦の下に土を敷いて葺く工法で、瓦を固定するために大量の土をのせます。
当時は主流でしたが、経年劣化によって雨に侵食され土が流れ出したり
土がなくなれば下地材に雨水が伝わってしまい、室内に雨が侵入してしまいます。

古い土葺き屋根を放置すると雨漏りの原因にもなるので、リフォームすることをおすすめします。

参考記事▶屋根リフォームの種類と費用【塗装・葺き替え・カバー工法】

調査終了～ご提案～

調査が終わりました！

今回の納屋は使用していないのであまり費用をかけたくないとの事。
葺き替えが一番最適なご提案にはなりますが、上記を踏まえて

■ ずれた瓦を可能な限り元の位置に戻す
■ 難しい箇所は予備瓦を加工しながら調整
■ 鼻先及び固定すべき個所をビス留め
■ 欠けや割れ等状態の悪い瓦の差し替え

という工事内容になりました！

工事開始

棟瓦のズレと大屋根の差し替え等

早速、修繕工事開始です！

まずズレていたり落ちかけている瓦や棟の部分です。
漆喰(しっくい)でしっかり固定していきます。

そして、差し替えが必要な箇所は予備瓦で差し替えていきます。

漆喰：棟と瓦の隙間を埋め、瓦の下にある葺き土と呼ばれる粘土の層を守る。

棟のズレと瓦の差し替えが完了しました。
落ちかけていた部分も元通りになり、安心です！

こちらも瓦のズレているところを元の位置に戻し、
割れや欠けで差し替えが必要な箇所は予備瓦を使用しました！

固定が必要な瓦にビス留め

こちらは鼻先と、固定が必要な瓦にはビス留めをしていきます。

工事完了

修繕工事が完了しました！

ズレていた瓦、落ちそうだった箇所などが修繕されました。
これで落下する心配もなくなりました！

【屋根瓦補修工事】
工事費用：400,000円（税込）
工事期間：約１週間

その他の施工事例

～その他の関連する参考記事～

▶福山市にて室内に雨漏りする２階建て住宅の瓦屋根修理工事
▶漆喰とは？瓦屋根の漆喰(しっくい)の役割や寿命、施工事例を解説！
▶福山市で瓦屋根の雨漏り修理にセメント瓦差し替えと雨とい勾配調整
▶福山市で割れや大きなずれが複数見つかった釉薬瓦屋根の瓦工事
▶福山市にてずれ落ちそうな瓦屋根の屋根修繕でビス留めを行いました

工事のご依頼はお電話やメールにて承っております！