街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は高砂市で行った「断熱効果と耐風性を高めるための屋根重ね葺き工事」になりますよ(^_^)/

屋根重ね葺き工事とは既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねて葺く工法で、一般的な葺き替え工事に比べて屋根材の撤去処分費用が掛からないことから、工事費用を大幅にカットできる工法ですね。

更に、工事期間が短くなったり工事中の雨漏りの心配がないため、今現在では多くのお家で行われている屋根工事です！

そして、屋根重ね葺き工事である屋根材を使用すれば、断熱効果や耐風性を大幅にアップさせることが出来ますので施工事例としてご紹介して行きましょう。

高砂市で屋根重ね葺き工事を行う現場紹介

コチラが、高砂市で断熱効果と耐風性を高めるための屋根重ね葺き工事を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数32年
・2階建て木造住宅
・屋根材　スレート屋根
・現在　雨漏りなし

15年前に屋根と外壁の塗装工事を行っているようですが、それ以降は何もしておらず屋根の劣化が気になっていたようですね。

同時に断熱効果も高めたいということでしたので、屋根重ね葺き工事を行う運びとなりました！

今回重ね葺き工事を行う屋根材はカラーベストと呼ばれるスレート屋根になります！

カラーベストは軽量で耐震性に優れていることから、今現在でも多くのお家の屋根に使用されていますね(^_^)/

しかし、薄型でひび割れやすいというデメリットがあり耐風性に問題があるということで、重ね葺き工事を行うケースが増えています。

屋根重ね葺き工事は瓦屋根などにはできませんので覚えておいてくださいね。

屋根重ね葺き工事を行う前のスレート屋根には苔やひび割れなどが多く発生していました(>_<)

スレート屋根に塗装したとしても8年程度しかもたないので、15年も経過するとこの様な状態になってしまいます。

屋根工事を行う際はしっかりとメリットデメリットを理解したうえで、工法を選択してくださいね！

屋根重ね葺き工事でスレート屋根の上に防水シート貼り

それでは、屋根重ね葺き工事を工程ごとにご紹介して行きましょう(^_^)/

まずは、既存の屋根材の上から防水シートを重ね貼りしていきます。

既存の屋根材の下にも防水シートは貼っていますが、防水シートの耐用年数は25～30年と言われております！

それを超えると屋根材の状態が良好であったとしても雨漏りする危険性が高くなるので、屋根工事を行う際は必ず防水シートを貼り替える必要がありますね。

高砂市での屋根重ね葺き工事で使用した防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートになります。

これは通常の防水シートに比べてゴム繊維が含有されているため、釘やビスを貫通させても漏水しないシートとなっていますね(^_^)/

耐用年数は35年以上と言われておりますので、長期的に雨漏りの心配がありませんよ！

断熱効果と耐風性を高める「スーパーガルテクト」葺き

そして、高砂市での屋根重ね葺き工事の主役である、新しい屋根材を葺いていきましょう(^^)/

今回の屋根重ね葺き工事で使用している屋根材は「IG工業スーパーガルテクト」になりますよ！！

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はスレート屋根の4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

コチラの屋根材は屋根材同士を引っ掛け、ビスで固定するので耐風性を高めることが出来ます(^_^)/

高台などで、風を受けやすい屋根への重ね葺き工事にはお勧めの屋根材となっていますね！

稀に、釘で固定する業者さんがいるようですが、釘固定ですと大型の台風で飛散する事例がありますので要注意ですよ。

断熱効果と耐風性を高める、屋根重ね葺き工事で使用した「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

仕上げ材となる棟板金を取り付ける際は耐風性を高めます

ここからは、新しい屋根材の収まりをご紹介して行きましょう(^_^)/

まずは、棟部分に防水シーラーと呼ばれる15ミリ角程度のスポンジのようなものを貼り付けていきます。

屋根重ね葺き工事で使用しているスーパーガルテクトは12ミリ程度の段差が発生する為、その部分から吹き降りの雨が入らないようにするための面戸材ですね。

そして、先ほど取り付けた防水シーラーの上から貫板と呼ばれる下地木材をビスで取り付けていきます！

貫板と屋根材で防水シーラーを挟み込んでいるので、吹き降りの雨が内部に入らないようになっていますよ(^_^)/

こちらの貫板ですが、防腐木材や樹脂製の物も存在しいずれも腐食しにくい下地材となっていますね。

樹脂製の物は腐食しない代わりに大型の台風ですと割れる可能性があるため、個人的には防腐木材の貫板がお勧めです。

そして、屋根材と同質の棟板金を取り付けていきます(^_^)/

棟板金は釘固定されることが多いようですが、釘固定ですと経年劣化で釘が緩んでしまい台風などで飛散するケースが多いので、新たに取り付ける際はビス固定がお勧めですね！

更に、ステンレス製のビスを使用することにより錆びる心配もなく安心ですよ。

高砂市で行った屋根重ね葺き工事の費用と保証内容

高砂市で屋根重ね葺き工事で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

工事費用は1㎡当たり10,000円の単価となっており、84㎡に対して840,000円になりました。（別途足場費用140,000円）

屋根重ね葺き工事は葺き替え工事に比べてかなり安くできますし、長期的な雨漏り対策にもなりますのでお勧めの屋根工事と言えます！

調査やお見積もりは「完全無料」となっておりますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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