新居浜市にて古民家を活かした店舗の雨漏り点検をしました。
更新日：2023年12月12日
街の屋根やさん西条・新居浜店 丹 善寛(たん よしひろ)です。
本日は、新居浜市で行った築40年程・瓦屋根・古民家店舗でおこった雨漏りの点検の様子を紹介します。
どうぞご覧ください！
築40年程・菊間瓦を使用した昔ながらの入母屋の屋根ですね。
コロナ禍の影響もあって現在は空き店舗となっていますが、屋根一つ見ても非常に豪華な造りの建物です。
2階部分の天井クロスが大きく染みが出来て、一部破れていますね。
クロスの裏に溜まった水の重みで破れてしまったようです。
かなりの量の雨水が浸入していたことが伺えます。
雨漏り被害は真下の1階部分にも被害が及んでいます。
コロナ禍の影響で2年ほど人が立ち入ってなかった為に、被害が大きくなってしまいましたね(T_T)
まずはドローンで屋根の上空写真を撮ります。
雨漏りの場所から、こちらの2階谷板金の辺りが怪しそうなんです。
写真を見ると特にゴミが詰まっている様子はないし、錆とかも見られずステンレス製の谷板金の様ですね。
昔のトタンや銅を使った谷板金なら錆びて穴が開いてることが多々あるんですが…
実際に屋根に上がって、近くから見てみましょう。
雨漏りで一番多いのが谷板金！詳しくはこちらから↓
『屋根で最も雨漏りしやすい谷板金の修理方法』
予想通りのステンレス製の谷板金で錆びは一切ありませんが…
ハッキリとした穴開きが2箇所も(ﾟДﾟ;)
屋根2面分の雨水が集中する谷板金の穴あきは雨漏りに直結です。
ステンレスで錆びてないのに、どうして穴があいたの(。´･ω･)?不思議ですよね
ここからは45年以上屋根職人をしてきた父の推測ですが…
長い谷板金を1枚物で施工する場合、搬入時や施工時に折れ目が付いてしまうと、長年の熱による谷板金の伸び縮みでその折れ目に穴があくことがあるようです。
こちらの建物も5ｍを超える谷板金を1枚物で施工していたため、施工時に折れ目が付き長年の間に穴が開いてしまったのでしょう(>_<)
瓦の割れをいくつか発見しました。瓦の凍害による割れと飛来物による割れの様ですね。
こちらも修理が必要です。
こういった詰まりが原因の雨水のオーバーフローも雨漏り原因の一つになるので要注意です！
しっかりと掃除しましょう。
この部分は本来トンネルになって水が流れる様になっているんですが…
落ち葉が詰まって腐葉土になり、草が生えて完全に詰まっています。
ここも雨水がオーバーフローして雨漏りしているんですが、部屋の外でお客さんが気づいてないことが良くあります。ここもしっかり掃除が必要です。
お客様と相談の上、谷板金の補修と屋根の掃除をさせて頂くことになりました。
次回のブログでは実際の施工の様子をご紹介します。
街の屋根やさんでは、今回おこなった屋根点検・雨漏り調査を無料で行っています。
ご自宅の屋根で気になるところがあれば、お気軽にご連絡ください。
街の屋根やさんの無料点検について詳しくは↓
『ここまでやります！街の屋根やさんの無料点検』
この記事を書いた加盟店
愛媛県の加盟店一覧
- 電話 0120-989-742
- E-Mail machiyane-ehime@tankawara.co.jp
- 〒791-1102
- 愛媛県松山市来住町７９８−７
ベルメゾン南久米１０２号室
東京都、神奈川県、千葉県の方はこちら
東京都の方はこちら
神奈川県の方はこちら
千葉県の方はこちら
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。
