淡路市 瓦のズレ止め修理で高額請求？！訪問業者にご注意ください
更新日：2023年12月13日
・父の自宅へ訪問業者が来たようで、瓦のズレを指摘されたようです。修理方法としてシーリングを用いた瓦のズレ止めをご提案され、少し費用が高いかなと思いながらも契約し工事を行ったみたいです。後日、その話を聞いて瓦のズレ止め修理にしては高すぎると思いご相談をしました。
実際に現場へは行っていないので、写真は全てイメージです。
【瓦修理を行った訪問業者の意見】
・特殊なシーリング材で1本5,000円します。更に人件費が2人分必要なのと交通費も必要です。シーリングは1㎡当たり1本使用するので、施工面積40㎡に対して材料費が200,000円と人件費・交通費合わせて40,000円必要。
合計240,000円で契約されたようですね。
昔の瓦屋根は土葺き工法と言って、瓦屋根の下に土を敷き込んでいます！
この場合、瓦屋根は釘で固定されておらず中の土がすり減ることにより、ズレや浮きが発生するので修理は必要ですよね(>_<)
淡路市ですと、阪神淡路大震災で瓦屋根が落下してきたお家もあるのではないでしょうか？
この様な瓦屋根のズレを修理するために、シーリング材を用いたズレ止め修理があるのも事実ですね！
街の屋根やさん神戸西店でも採用している瓦屋根修理方法です。
この写真の現場では屋根下の防水シートが劣化していたことから、瓦がズレている部分より室内へ雨漏りしていました！
屋根から雨漏りしている場合はシーリングを用いたズレ止め修理をしても応急処置にしかならないので、葺き替え工事が必要になりますよ。
瓦屋根には縦と横に重ね目地が発生します。
その縦目地の部分にシーリング材を打設していきますよ！
横目地にシーリングを打設すると、水の抜け道がなくなり雨漏りしますので要注意です(>_<)
簡単でしょ？
屋根に昇れれば職人でなくても出来てしまう簡易的な修理方法です。
屋根上は危険ですので一般の方にはお勧めしませんが、作業時間で言うと1人で1日あれば50㎡は楽に修理出来ます！
【瓦屋根ズレ止め修理工事の施工事例】
・「加古川市で瓦屋根の台風対策を実施！ラバーロック工法とは？」
簡易的でお勧めの修理工事なんですが、今回の話を聞くと工事費用が高いですよね？！
そもそも、シーリングの費用は500円～1,000円程度です。
それが1本5,000円のシーリング材って、、、高額請求ですよ。
仮にその様なシーリング材があったとしても、瓦のズレ止め修理に使用するのは間違いですね。
更に人件費も2人分を請求していることからして、まともな業者ではないと感じました！！
（個人的な意見です）
瓦ズレ止め修理の費用相場は1㎡当たり1,500円～2,500円程度です。
今回のケースで言うと100,000円以下で済むということですね！
・契約日と着工日の確認をすること（クーリングオフが適用されるかも）
・消費者センターへ連絡すること（裁判するほどの額ではない）
・今後は屋根修理費用の相場を調べてみること（親族に相談すること）
屋根や外壁工事の費用は現場や工法によって異なるため、皆さんが周知することは難しいでしょう。
もし、今回のように訪問業者さんから工事を打診された場合は街の屋根やさん神戸西店へご相談ください！
同じような被害を受ける方が1人でも減るように、この様な事例があれば記事にして呼びかけていきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました！
それではまた、次のブログでお会いしましょう(^^)/
街の屋根やさん神戸西店にお問合せ頂くと、お客様のお悩みが解決できるかもしれません。
今日も１日お疲れ様でした！！
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