街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は伊丹市で行った「ウレタン防水通気緩衝工法を用いたマンションの屋上防水工事」になりますよ(^_^)/

マンションなどの屋上には何らかの防水が施されているのですが、どんな防水材にしても年数と共に劣化して雨漏りなどが発生してしまいますね。

雨漏りは放置していると建物の躯体をどんどん劣化させて、大掛かりな修理が必要になるので放置はできません！

防水工事も工法によって耐久性や費用が全く異なってくるのですが、今回はひび割れや膨れに強い「ウレタン防水通気緩衝工法」をご紹介しますので、同じような工事をご検討の方は是非参考にしてくださいね！

伊丹市でウレタン防水通気緩衝工法を行う現場紹介

コチラが、伊丹市のマンションで屋上防水工事を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
伊丹市での屋上防水工事は、築年数38年のマンションで行いました！

既存の防水材としてゴムシート防水が施されていましたが、膨れやひび割れが目立ち雨漏りも発生していたので、オーナー様からご相談が寄せられていましたね。

屋上防水の面積は約85㎡で、工事の費用は780,000円、施工期間は4日間。

街の屋根やさん神戸西店としては、10年の保証（ひび割れ、膨れ、雨漏り）をお付けした防水工事となっております！

ウレタン防水通気緩衝工法の簡単な流れをご紹介しておきましょう(^_^)/

【ウレタン防水通気緩衝工法の工程】
1. 既存のゴムシート防水のケレン清掃
2. 屋上表面の下地処理（プライマー塗布）
3. 通気緩衝材の施工（シート貼り）
4. ウレタン防水材「田島 オルタックエース」の塗布
5. 仕上げ材となるトップコート塗布

この様な感じですので、具体的にどんなものか写真をもとに解説していきましょう！

マンションの屋上防水工事は下地作業が重要です

【下地のケレン　清掃】
高圧洗浄機や手作業で、屋上防水の表面をキレイに清掃しますよ(^_^)/

これにより、屋上防水表面の細かなゴミやホコリ、油分などを取り除き、新しい防水材ががしっかりと密着するようになりますね！

【下塗り材　プライマー塗布】
屋上防水下地の吸収均一化やウレタン防水材の密着性を向上させるため、専用のプライマーを塗布しますよ。

プライマーはローラーやブラシを使用して均一に塗り広げ、塗り忘れがないように施工していく事がポイントになりますね！

【通気緩衝材の施工】
 下塗り材であるプライマーが乾燥した後、通気緩衝材（通気シート）を貼っていきますよ(^_^)/

この材料は、屋上の湿気や水分を放出させるためのもので、通気性を確保しながらも、雨水の侵入を防ぐ役割を持っている特殊なシートになりますね！

 通気緩衝材として通気シートを貼ることで、防水層のひび割れや膨れが発生しにくくなるのでお勧めです。

【脱気筒取り付け】
通気シートにより集まられた湿気などを外部へ排出させるための煙突を取り付けます！

約30㎡に対して1個の割合で取り付けておけば間違いないですね(^_^)/

材質はステンレス製ですので、錆びる心配もありませんよ。

マンションの屋上防水工事でウレタン防水材を塗る際の注意点

【ウレタン防水材「田島 オルタックエース」の中塗り】
初回のウレタン防水材中塗りを行っていきましょう！

ウレタン防水材は複数回塗り重ねることで高い防水効果を発揮する建材ですよ。

ウレタン防水材は、小手やローラーを使用して均一に塗っていく事がポイントですね(^_^)/

一度塗ったウレタン防水材の上から、再度ウレタン防水材を塗布していきます。

この際、特に注意を払い、屋上防水全体が均一に覆われているか、欠けや薄くなっている部分がないかを確認しながら作業を進めることがポイントですね(^_^)/

ウレタン防水が十分に乾燥するまで、約12時間から24時間の待機が必要となりますので面積に関わらず、数日間は工期が必要になりますよ。

乾燥後、防水層の厚さや均一性を確認して最終工程となります！

【仕上げ　トップコート塗布】
最後に、バルコニーへのウレタン防水の仕上げとして「トップコート」を塗っていきます！

これは、ウレタン防水材を保護するための塗料で1回塗りで仕上げていきますよ。

当然、仕上げ工程となりますので塗りムラなどが残らないようにキレイに仕上げていく必要がありますね(^_^)/

これで、マンションの屋上防水工事は完了です。

伊丹市のマンションで行ったウレタン防水通気緩衝工法のメリットデメリット

【ウレタン防水通気緩衝工法のメリット・デメリット】

～メリット～

1. 高い耐久性　ウレタン防水は、紫外線や外部のダメージから建物を保護します
2. 伸縮性　 温度変動などの影響で建物が収縮・膨張しても、ひび割れが少ない
3. 通気性　 通気緩衝工法により、下地の湿気が外に放出され、内部結露を防ぎます
4. 手間が少ない　 既存の防水層の上に直接施工できる場合が多いため、工事期間が短縮される

～デメリット～

1. コスト　一般的な防水工法に比べて初期投資が高くなることがある
2. 施工の難易度　 専門的な知識と技術を要するため、経験豊富な業者を選ぶ必要がある

街の屋根やさん神戸西店として、この度は伊丹市のマンションの屋上防水工事をご依頼いただき、誠にありがとうございました(^_^)/

ウレタン防水通気緩衝工法は、長期間の工事保証もついているので安心していただける防水工事ですね。

今後は定期点検を行いアフターフォローを行っていきますので、末永くよろしくお願いいたします！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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