中央区勝どきでウレタン塗膜防水で施行された陸屋根を通気緩衝工法により防水工事
【お問い合わせのきっかけ】
担当:岡野
「室内で雨漏りが発生している為、なるべく早急に対応して欲しい」と中央区勝どきのお客様よりお問い合わせを頂きました!
お客様に詳しくお伺いいたしますと、「築40年以上のお住まいで、ヘーベルハウスで陸屋根のメンテナンスを何回か行っているものの屋根の上の状態は全く分からない」とのことです。
点検をさせて頂きますと、確かにヘーベルハウスで複数回ウレタン塗膜防水によるメンテナンスが実施されたようです。
しかし、今回雨漏りが生じているということですので、密着工法では無く、通気緩衝工法によるウレタン塗膜防水を施工させて頂きました。
「室内で雨漏りが発生している為、なるべく早急に対応して欲しい」と中央区勝どきのお客様よりお問い合わせを頂きました!
お客様に詳しくお伺いいたしますと、「築40年以上のお住まいで、ヘーベルハウスで陸屋根のメンテナンスを何回か行っているものの屋根の上の状態は全く分からない」とのことです。
点検をさせて頂きますと、確かにヘーベルハウスで複数回ウレタン塗膜防水によるメンテナンスが実施されたようです。
しかし、今回雨漏りが生じているということですので、密着工法では無く、通気緩衝工法によるウレタン塗膜防水を施工させて頂きました。
担当:岡野
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:防水工事
- 施工期間:6日間 足場仮設含む
- 築年数:築11年
- 施工費用:詳しくはお問い合わせ下さい
- 平米数:37.4㎡
- 使用材料:ファインパーフェクトベスト ダークチョコレート
- 保証年数:10年
現地調査の様子
まずは、室内の雨漏りを調査させて頂きます。
天井クロスには剥がれが生じており、酷く弛んでしまっています(>_<)
また、室内壁には化粧ベニヤが使用されていましたが、端部分に剥離が発生しておりすぐ隣の柱の高さまで浮きが生じていました。
柱にも変色が見られます。
続いて、陸屋根の状態を調査します。
表面に褐色・変色が見られますが、それよりも大きなクラックが複数ある事が問題です!
クラックの周辺が黒く変色しており、ここから雨水が浸水していると推測出来ます。
また、高さのないパラペット上端にもクラックが見られました。
この幅ではここからも雨水が浸水していると思われます。
さらに、ウレタン防水のトップコートが剥離してしまっている個所も散見されます。
早期の対応が必要な状態です(>_<)
通気緩衝工法によるウレタン防水による施工の様子
まずは、ウレタン防水を施工する箇所を清掃します。
水洗いでは雨漏りなどの問題が発生してしまいますので、防水用洗浄剤により高圧洗浄をします。
洗浄後に発見した不可思議な部分です(・・?
防水層を部分補修した後の洋菓で、一部が鋭角に切り取られてそこに再度ウレタン防水が行われたようですね。
引っ張ると剥離します。
防水施工を行う上で不具合の原因となりますので、撤去しました!
次に、樹脂モルタルを使用して下地調整を行います。
今回は、JSプレミックス60を使用させて頂きました。
一般的な樹脂モルタルを使用しますと厚みが増すことでそこからひびが生じたり割れが発生してしまうのですが、こちらを使用する事で60mmまではそれが発生しません!
名前末尾の60はそれが由来です(*^-^*)
パラペット上端に発生しているひび割れは、オートンQィックシーラントを充填して補修を行います。
口頭での注文が難しい製品名です( *´艸`)
オートン社の製品の多くが高性能ですので、弊社でも良く使用させて頂いております!
下地補修が完了したら、密着性を高める為にプライマーの塗布を行い、通気緩衝シートを敷設します。
プライマーには、層間プライマーJを使用させて頂きました。
通気緩衝シートは通気を通すシートであり、雨漏り後の防水工事においてよく使われます!
シートに碁盤の目のような模様が印刷させれていますが、カットする際に寸法が分かりやすくなる為です。
排水溝には改修ドレンを設置します。
材質は柔らかい鉛ですので、ゴムハンマーでたたくことで下地に密着させられます。
改修ドレンの設置完了後、通気緩衝シートの接合部・端をメッシュシートテープにより固定します。
ズレを防止する事で接合部を強化する効果があります。
脱気筒を床面の中でも一番高い位置に設置していきますが、今回は複数個使用しました。
脱気筒の設置が完了したらウレタン防水材を立ち上がり部に塗布していきます。
ウレタン防水材は、立ち上がり部専用のものを使用しました。
右手の刷毛で細かい部分に塗布を行いながら、左手のローラーで広い部分を塗布していきます。
まさに職人技ですね(#^^#)
極端に早く仕上がる訳ではありませんが、それなりに時間を短縮する事が可能です。
ウレタン防水は乾燥時間が比較的長く必要な為、作業時間が短縮されることが好ましいです。
床面にも塗布していき、ウレタン塗膜1層目を形成していきます。
今回使用させて頂いた防水材は、ダイフレックス社のDSカラー・ゼロです。
続けて、ウレタン塗膜防水2層目を立ち上がり部・床面に行いました。
塗布後、すぐは平滑に見えませんが、時間が経過して乾燥されることで徐々に平らになってきます。
複数の防水層が形成出来たら、最後にトップコートの塗布を行います。
ウレタン防水は紫外線に弱い特徴がある為、紫外線を遮る為にトップコートは必ず必要です。
定期的にトップコートの塗り替えを行う事は耐用年数を延ばすことに繋がります!
通気緩衝工法によるウレタン塗膜防水が完了
これまでの防水方法もウレタン塗膜防水で、密着工法による施行が行われていました。
しかし、今回は雨漏りが生じてしまった後である為、通気緩衝工法により施工させて頂きました。
密着工法による防水は、防水層に膨れが生じてしまうなどの不具合が発生してしまいます(>_<)
一方で通気緩衝工法では溜まっていた湿気が排出される為、心配がありません!
同じ防水工事でも2種類の工法があります(*^-^*)
記事内に記載されている金額は2023年11月22日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
中央区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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