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ベランダ・カーポートの屋根修繕に火災保険は使える?
更新日:2024年10月05日
台風等の
強風や
雹(ひょう)などの自然災害で被害に遭われた際、ご加入されている
火災保険を使用して復旧工事をされる方も多くいらっしゃいます。今回は、
ベランダや
カーポート屋根交換での火災保険対応について簡単に解説いたします。
火災保険はどんな時に使えるの?
結論から申し上げますと、最終的に
損害保険会社の判断となりますが、自然災害による被害に関してはほぼ保険金は出ます。ただ、保険の申請期間を過ぎてしまっている場合は申請できませんし、経年劣化によるものと判断された場合には適用対象外となる場合もあります。
また、復旧工事費が20万円以上でないと保険対象に該当しないという条件も多いです。2階のベランダ屋根であれば、ほとんどのケースで
足場が必要となりますので、20万円以上の工事になる可能性が高いです。
復旧工事に必要な足場代は火災保険の適用対象となりますので安心ですが、破損した部分が対象となりますので、全体に劣化していても「破損した部分の復旧が対象」というようになかなかシビアな場合があります。
カーポート屋根の場合は?
カーポート屋根の復旧工事では、足場を使用しないことが多いため、工事金額の縛りがある場合は保険適用対象外になることが多いです。強風でフレーム自体が歪んだり、カーポートの交換が必要だったり、基礎から手入れをしないと直せないというような場合でないと、なかなか20万円以上のハードルは高いです。
塩ビ波板は全交換をおすすめ
とはいえ、破損してしまった場合は、そのまま放置していると状態がますます悪化してしまいますので、早めの対処が必要です。ベランダやカーポートの波板の修繕をお考えの場合、保険が一部のみ、または適用されない場合でも、全体的に劣化しているのであれば
波板の全交換をおすすめします。
今回は、少し厳しい内容となりましたが、私たち街の屋根やさんでは、火災保険を使用した工事も数多く承っております。まずは現地調査で状態をしっかり拝見させていただき、ご相談させていただければと考えております。最初から「自己負担ゼロで修繕できます」と言われた場合は注意が必要です。
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