シーラーの吹付けが完了しました!
次は微弾性フィラーを塗っていきます!
微弾性フィラーについて少し・・・
モルタル壁やコンクリート壁はクラックが起きやすい外壁となっています。
微弾性フィラーには小さな凹凸や割れ(クラック)を埋める効果があり、
下塗りの時に微弾性フィラーを塗装しておくと、
割れを埋めながらその後発生する割れもある程度ですがカバーはできます。
よりしっかりひび割れを防ぎたい場合は、下地材にシーラーを使って、
微弾性フィラーを厚塗りするとクラックには追従されます。
微弾性フィラーとは、クラック(ひび割れ)などの隙間を埋める下塗り材フィラーの一つで、
下地に塗布され、塗膜に弾性を持たせる働きがある耐性の強い下塗り材です。
高機能であることから、モルタル系吹付けの外壁において、下塗り塗料の主流になっています。
微弾性フィラーは、塗膜に弾性・伸縮性を持つことでクラックがあったとしても、
小さなものであれば追従してくれます。
弾性のない固い塗料をクラックが発生している外壁に塗ってしまうと、
塗膜が追従してくれず、早い段階でクラックが広がってしまいます。
薄塗りをすればこういう状況に早い段階でなります!
粘りのある塗料を塗布することで塗膜がひび割れに入り込んで、伸縮してクラックを起こりにくくしてくれるのです。
大きなクラックの場合はコーキング処理で対応します!
跡が出る場合がありますが微弾性フィラーを厚塗りすると跡が分かりにくくなりクラックにも追従します!
微弾性フィラーは、シーラーとフィラー両方の機能を兼ね備えた下塗り材となっています。
悪質な業者の場合は部材代や人件費を節約するため下塗りをわざと省いて薄塗りを
してトップコート仕上げは1回塗りといった手抜き工事をされる可能性があります。
それと微弾性フィラーを薄塗りして上塗りも1回塗りをするといった事を平気でしている業者はたくさんいます!
微弾性フィラーを薄塗りする場合は下地にもよって変わってきます!
クラックが入っている家では通常は厚塗りをします!
最近ではパワーボードという外壁もあります!
この家の場合は目地のコーキングが切れてきたら雨漏りをします!
だからコーキングをしてから厚塗りをしないといけません!
コーキングも弾力のあるキチンとしたコーキングを使用しないと意味がありません!
知識ない業者はそんな事はしないから気を付けないといけません!
微弾性フィラーを厚塗りするのか薄塗りかを聞く必要があります!