強風が多く発生した今年は建物への塩害も多くなる?
更新日:2023年09月05日
近頃、収穫前の稲が茶色くなってしまった、というニュースがありました。被害があった地域では、日照りが続き雨がほとんど降らず、川の水位が下がったことで海水が逆流し、農業用水に塩水が混ざったことが原因とされていました。塩害は、農作物だけでなく、皆さんのお住まいなど建物にも影響します。塩害とは海に近いところで発生する?
一般的に海岸線から200~500m以内を重塩害地域、2kmを塩害地域とされていますが、台風などの強風では空気に含まれた塩分が10km以上飛来すると言われており、内陸部まで到達することもあります。そのため、沿岸部だけの話ではないのです。
強風だけでなく、ある程度の雨が降ることで付着した塩分は洗い流されますが、雨が降らない日が続いた場合は、水分が蒸発➡塩分が結晶化➡蓄積というように、知らぬ間に塩害が進んでいる可能性もあります。
お住まいでの塩害の例
塩分は、塗装の劣化の進行を早めてしまいます。塩分が付着したままになると、建物の寿命を縮めることもあります。例えば、サッシ部分や、庇(霧除け)に使われている金属部分に錆びが発生します。錆びた状態を放置してしまうと、穴開きに繋がり雨漏りが発生してしまうこともあります。錆が確認された場合は、早めのメンテナンスをおすすめします。
塩害に強い屋根材
ジンカリウム鋼板といわれる、表面にコーティングされた石粒を吹き付けた屋根材は、塩害の影響を受けにくくなっています。また、ガルバリウム鋼板をさらに進化させたSGL(スーパーガルテクト)もおすすめです。ガルバリウム鋼板の3倍超の耐久性が認められており、「ガルバリウム鋼板」では海岸からの距離が5km以上が補償対象でしたが、SGLでは「500m以上」になり、塩害にも強くなったことでメーカーの保証内容も大幅に引き上げられました。
ジンカリウム鋼板の屋根材や、SGLは、スレート(コロニアル)屋根の上に重ねてリフォームする屋根カバー工法も可能です。屋根カバー工法は877,800円(税込み)から承っております。屋根の形状や面積により金額は異なってまいりますので、まずは、お気軽に私たち街の屋根やさんへ無料点検・見積りをご依頼ください。
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