外壁にもメンテナンスが必要です!窯業系サイディングのメンテナンスポイント
更新日:2023年08月14日
窯業系サイディングは、セメントと繊維で作られた12mm~16mmの厚みがある外壁材で、日本の住宅で最も多く採用されています。人気の理由はコストパフォーマンスに優れている点と意匠性の高さにあります。そんな窯業系サイディング外壁ですが、定期的なメンテナンスが必要であり、怠ると外壁材の劣化や雨漏りの原因になるため注意が必要です。
今回は、窯業系サイディング外壁に必要なメンテナンスについて詳しく解説していきます。

窯業系サイディングに必要なメンテナンス
窯業系サイディングに必要なメンテナンスには、以下があります。
外壁塗装
窯業系サイディングはセメントが原料であるため、そのままでは水を吸ってしまいます。吸水による膨張と乾燥による収縮を繰り返すと、サイディングに負荷がかかり、やがてひび割れるようになってしまいます。これを防ぐため、窯業系サイディングには塗装が施されているのです。しかし、塗装によって形成される塗膜は、経年とともに劣化し、保護力が失われてしまいます。そのため、定期的(10年程を目安に)に塗替え、防水性・撥水性を復活させてあげる必要があります。
目地の補修
パネル状の建材を貼り合わせて施工する窯業系サイディングには、必ず目地(継ぎ目)が存在し、目地からの浸水を防ぐためにシーリング(コーキング)処理が施されています。このシーリングも経年による劣化が起こるため、定期的に補修する必要があります。目地のシーリングは他の建材に比べて劣化が早く、製品によっては5~8年程でメンテナンスが必要になります。同じく定期的にメンテナンスが必要な外壁塗装と周期を合わせておくとメンテナンスの手間を減らすことができますので、耐久性の高いシーリング材を使用するのがおすすめです。
ひびの補修
窯業系サイディングは、塗膜の劣化や地震の揺れが原因となって、ひび割れを起こすことがあります。ヘアクラックと呼ばれる軽微なひび割れであれば塗装で補修できてしまいますが、そうでない場合は、パテやシーリングを用いてひび割れを埋める補修が必要になります。

メンテナンスが必要な劣化症状
外壁に、以下の症状が現れたらメンテナンスの検討が必要な時期を迎えています。実害が出ていないからと放置してしまうと、後々に雨漏りや外壁の剥落といった被害に発展し、大規模な補修工事が必要になってしまう場合もありますので、定期的な点検とメンテナンスは怠らないようにしましょう。
外壁の色褪せ、苔の繁殖
外壁の色褪せや苔の繁殖は、塗膜が劣化しているサインです。特に苔や藻の繁殖は、外壁の防水性が失われ、水分が滞留しやすくなっている証拠ですので、放置してしまうと外壁材が水を吸い、傷んでしまいますので、注意が必要です。
目地のシーリングの劣化
目地のシーリングに細かなヒビ割れや硬化、剥離といった症状が現れたらメンテナンスが必要です。経年劣化したシーリングは肉痩せして柔軟性を失い、ひび割れや剥離といった症状が起こります。隙間からは当然、雨水が侵入してしまいますので、外壁下地の傷みや外壁内部の腐食を招きます。

定期的なメンテナンスで健全な住まいを維持しましょう
これまで説明してきた通り、窯業系サイディング外壁には、定期的なメンテナンスが欠かせません。月に1回程度はざっと外壁を眺め、違和感がないかチェックしましょう。ご自身で見てもよくわからないという方は、ぜひ街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。熟練のスタッフがお住まいを隅々まで点検し、メンテナンスの必要性を診断いたします。
記事内に記載されている金額は2023年08月14日時点での費用となります。
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