福山市にて玄関ポーチの支柱修理

修理前の様子

今回支柱の修理を行ないます現場です。

玄関の庇（ひさし）が大きく左側に傾いていることが分かるかと思います。
これは、玄関庇を支える支柱の根元が腐食して沈んでしまったことで、庇が大きく傾いたのです。

お客様より「なるべく予算をかけずに修理をしてほしい。」とのご要望がありましたので、工事方法を色々と検討しまして御見積書を提出いたしました。
御見積書提出後、お客様より工事のご依頼をいただきましたので、これより玄関ポーチの支柱の修理を行ないたいと思います。

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支柱修理を行ないます

支柱を持ち上げます

それでは、玄関庇の支柱修理を行なっていきます。

まずは、ジャッキとあて木を使用して、支柱を持ち上げる作業から始まりました。
ゆっくりと慎重に持ち上げていきます。

腐食した支柱の様子

こちらは、支柱を持ち上げた際の写真です。

前述しました通り、玄関庇の傾きは支柱の腐食が原因でした。
今回は既存の支柱の腐食している部分を切断して加工します。

羽子板付束石を使用します

基礎には羽子板付束石（はごいたつきつかいし）を使用します。

木製の支柱をそのまま地面に置くと、地面の水分を吸ってしまい支柱が腐るリスクが高くなってしまいます。
そして、時間の経過とともに段々と地面の底へと沈み込んでしまうことがあります。

この問題を解決するために活躍するのが『束石（つかいし）』なのです。
支柱を束石に乗せることにより、地面の水分から遠ざけてくれるのです。

今回は、束石の上部にプレートがついた『羽子板付束石』を採用いたしました。

支柱の加工

束石（つかいし）の寸法を測り、それに合わせて支柱の腐食部分を切断していきました。
そして、束石のプレートにしっかりと固定するため、支柱を加工していきます。

バラスとコンクリートボンド

支柱の加工が終わりましたら、先に支柱が埋まっていた箇所にバラスを詰めます。
そして、束石を固定するためのコンクリートボンドを塗布していきました。

コーチボルトで固定します

束石の羽子板を『コーチボルト』で支柱に取り付け、固定します。
羽子板があることにより、しっかりと支柱を固定することができるのです。

支柱修理完了です

支柱と束石の固定ができましたので、これで玄関ポーチの支柱修理が完了となります。

支柱の修理が完了しました

福山市の玄関ポーチ支柱修理が終わりました。
庇の傾きが解消され、また、束石を使用していますので不安なく過ごすことができます。

【玄関ポーチ柱補修工事】
工事費用：49,500円（税込）

before／after

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