神戸市須磨区｜屋根塗装前に高圧洗浄で汚れをリセット！
更新日：2022年1月27日
今回の現場はこ～んな感じで屋根勾配が急な屋根でした。
普通に立つだけでも大変です。
当然足場なしでは屋根に上がれません。
高圧洗浄前の状態です。
コケや汚れ、古い塗料等をそのままにした状態では、新しい塗料を付着させることができません。
屋根塗装を行う場合高圧洗浄は必要な作業です。
現在、屋根表面の汚れは高圧洗浄機を使用して洗浄するのが一般的です。
この場合の洗浄とは洗い落とすより削り落とすイメージです。
古い塗膜を削り落とします。
結果、屋根の洗浄面には強い負荷（ダメージ）がかかります。
経年劣化したスレートは高圧洗浄すると割れてしまうことがあります。
スレートの上を人が歩くだけで割れることがあるため、高圧洗浄による強力な水圧でも割れることがあります。
自分の家の屋根が高圧洗浄できるかは、必ず屋根専門の業者に確認を取りましょう。
また、屋根塗装工事後、約１年後に雨漏りが起きる事例があります。
これは塗装により雨水の排出路が塞がれてしまい、屋根材の下部に水が溜まり、漏水するケースです。
また、隙間が中途半端だと「毛細管現象」といって、
屋根材同士の隙間に吸い上げられて溜まった雨水が野地板に染み込むことで雨漏りへと繋がるケースもあります。
大きなクラック(ひび割れ)が入っている分などに強力な水圧をかけてしまうと、
サッシ周りであれば屋内に水が入ってしまいます。
また、クラック(ひび割れ)部分に関しては、クラックが大きくなったり、
壁の内側に水が入ったりする可能性があります。
高圧洗浄の後は、季節にもよりますが最低でも24時間空けて下さい
理想を言えば、48時間は空けておいた方が良いでしょう。
とてもキレイに仕上がりました。
今回はここまでです。
次回はいよいよ、屋根塗装をしていきます。
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