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名古屋市在住のみなさん屋根の板金が浮いている!と言われたとき、どんな状態かご存じですか?
更新日:2022年2月7日
こんにちは!街の屋根屋さん名古屋南店のかねこです(*^_^*)
みなさん「屋根の板金が浮いている!」
と、突然、業者が訪ねて来たこと、
ありませんか?
突然、現れた業者に、こんなことを
言われたら、、見えない屋根の、
しかも内装などとは違い、知識のある
方も少ないので、きっと、どうしたら
いいか不安なる方が、ほとんどなのでは
ないでしょうか?
屋根の板金の浮き!と、業者の訪問したとき!について
そこで、今回は『屋根の板金の浮き』に
ついての解説と、突然の業者訪問に
遭遇!?したときの対応方法などを
ご紹介していきたいと思います♬
「棟」の読み方は、
建物を数えるときの単位では「トウ」
ですよね。。
でも、屋根の構造での読み方は「ムネ」
と読みます。。ご存じでしたか?
本題の屋根の板金の説明に入る前に、
三角屋根🏠(切妻屋根って言います)
には、屋根面が二つあります。
この面と面が重なる山部分(頂点部分)
のことを「棟」と呼びます。
そして「棟」は三角屋根だけではなく、
他の種類の屋根にもあります。
寄棟屋根は4面で構成されています。
頂点部分を「大棟」、そして頂点から
下っている山を隅棟(スミムネ)・
下り棟(クダリムネ)と呼びます。
この棟と呼ばれる部分は屋根の弱点部分で、雨漏りが発生しやすい場所でもあります。
屋根面が重なり合う部分になり、隙間ができるためです。
そこで、スレート屋根や金属屋根
には「棟板金」という板金部材を
取り付け、雨水の浸入を防ぐのです。
ちなみに。。
ご自宅の屋根が、瓦屋根なら「棟瓦」が
施工されていますよ!
画像のように、スレート(カラーベスト・コロニアル)系の屋根を留めている
金属部分のことを「棟板金」と呼びます。
この金属で、屋根と屋根の面が合わさる山状(角)の接合部分を覆って、
雨水の浸入を防ぎ、屋根材を固定しています。
この「棟板金」は、過酷な環境に晒され、年月も経て、耐久性が弱まります。
そして、風などがきっかけとなり、飛散や剥がれを起こします。
屋根って家の中でいちばん高いところにありますよね。。当然ですが(笑)
まさに、これが原因なんです。いちばん高いところにある屋根の頂上部分や
四隅に棟板金は設置されているため、
風の影響を受けやすく、台風や強風の
被害に遭いやすい部分なのです。
そして、台風や強風など風によって建物
が受ける負担を数値で表現したものが
『風荷重』です。
『風過重』の説明はこちらで詳しく👇
棟板金は風の影響を受けやすい!
住宅を建設する際に構造計算を行い、屋根も設置しています!
詳しくなるほど、みなさん心配になってしまうかもしれませんね。。
でも、安心してくださいね!
施工時には構造計算上、始めからわかっていることなので、荷重に耐えられるよう
設置されています。
それでも、過酷な環境に晒され続けて、
年月を経ることで、耐久性が弱まり
「風」の影響を受けたことがきっかけ
となり、飛散や剥がれなどの被害が目に
見える形で表面化することになります。
Point👆構造計算とは
とても簡略的な説明ですが、構造計算
とは、建物の安全性を確認するための
計算のことです。
かなり前の話ですが、マンションの構造計算
のことで、大きく報道されたことありましたが、
住宅設計する際にも、同じように構造計算をします。
棟板金を設置するためには、まず板金を固定するための貫板(芯木とも呼ばれる部分、
板金を留めるための部材)を棟に固定し、固定された貫板に板金を被せ、
釘で取付けます。この棟板金の飛散や剥がれは、板金を貫板に取り付けるときに
使用した「釘」が「浮いてくる」ことによって引き起こります。
貫板に固定するための釘が浮き、
板金の固定力が弱まります。そして、
板金自体が浮いてしまうのです。
軽度であれば風が吹いてもパタパタと
煽られる程度で済みます。
ところが、徐々に釘の劣化が
いたるところで発生してき、棟板金全体
の固定力が弱まり、浮いてしまうの
です。そして、台風や強風が吹くこと
で飛散や剥がれへと発展してしまうの
です。
では、この釘の浮きや抜けは
なぜ起こるのでしょうか?
もちろん、施工されたばかりのときは、
きちんと奥まで打ち込まれている
はずです。
なぜ、きちんと打ち込まれているハズの
釘が浮いてきたり、抜けてしまう
のでしょうか?
屋根は遮るものなく年中太陽の熱に
晒され、夜になれば気温が下がる
という環境のなかにあります。
そして、金属には熱を持つと伸びる
という性質があります。
■夏場や日中の棟板金の状態
棟板金も金属製です。そのため、
夏場や日中、太陽の熱を受け、著しく
温度上昇し膨張を起こします。
そして、貫板に打ち付けられた釘が、
膨張とともに浮いてきます。
■冬場や夜間の棟板金の状態
逆に夜間や冬場には、膨張した棟板金が
収縮し、釘を取り残したまま元の位置に
戻ります。
こうした気温差による板金の伸縮によって釘の浮きが起ることがあるのです。
築年数が経過している家屋で多く見られる傾向があるのは、棟板金の固定に鉄釘が
使用されているケースが多く見られるためです。
鉄は、水分によって錆が発生しやすい
性質を持っており、錆により膨張した
鉄釘が釘穴を広げます。それにより、
固定力が弱まり、釘が浮き、抜けて
しまう状態を招くのです。
最も風の影響を受けやすい場所にある棟板金、吹き付けられた風圧も、
やはり釘の浮きの重症化に繋がります。
最大の原因は棟板金を固定している木製の貫板の劣化や腐食です。
釘の浮きや錆により、釘穴が広がって
しまうなどの不具合が発生すると、
そこから棟板金の内部に雨水が浸入
します。雨を遮るものがない場所に
ある棟板金は、直接雨の影響を
受けます。
特に木製の貫板にとって水分は大敵で、
長期間に渡り、浸入された雨水が貫板の
劣化を早まらせます。当然、腐食し
もろくなった貫板は釘を固定する力を
失い、全体的な釘の浮きや抜けにも
直結します。
貫板が腐食すれば「浮いた」「抜けた」釘の打ち直しをしたところで、貫板に釘を
固定する力はないため、浮きや抜けなどを繰り返すことになります。
棟板金が受けた被害から、更に二次被害を招いてしまうケースもあります!
飛散による被害
棟板金が飛散すると、歩行者や
近隣住宅に被害を与えてしまうことも
あります。
棟板金が剥がれると。。
棟板金が剥がれると、雨漏りに繋がる
こともあります。
こんな二次被害を起こさないためにも、定期的なメンテナンスが大切です!
棟板金の素材は一昔前に建てられたお住まいであればトタン(亜鉛メッキ鋼板製)、
現在であればガルバリウム鋼板製のものが主流です。
立地や環境にもより劣化のスピードも変わりますが、棟板金の交換のタイミングは、
10年~15年を目安にお考えいただくと良いでしょう。
Point👆塩害や風の影響を受ける地域
などは、定期的な塗装メンテナンスや、
10年未満での交換を目途に、ご検討
いただくと良いでしょう。
同じ費用をかけての交換なら、耐久性のある長持ちする棟板金への交換を
お奨めします。今までの棟板金を固定する貫板は木製だったため、雨水が侵入するうち
腐食や劣化のスピードが早まり、釘を固定する力も弱まります。
プラスチック樹脂製貫板も!
最近の貫板は、プラスチック樹脂製
のタイプがあります。
プラスチック樹脂の貫板は、水分を吸収
しないので、木製より劣化しにくいのが
特長です。
板金の固定にはビスを使用!
また、板金を固定するのも釘ではなく、
ステンレス製のビス(ネジ)を使用
します。ビスはサビに強く、ねじ込み式
のため、緩みにくくななります。
台風や突風など、異常気象で剥がれや、飛散することも!!
環境変化、異常気象で、近年では一年中、暴風被害の起こる心配があります。
火災保険が適用になるケースも!
風災での棟板金の交換は、
火災保険が適用できる場合もあります。
Point👆火災保険は、
台風や暴風による風災、その他、
雪害や雹害、落雷等によってご自宅が
被害を受けた際にも補償対象となる
保険です。
棟板金は風の影響を受けやすい!?
棟板金の素材の寿命は15年以上と
言われています。そうは言っても、
棟板金は直接、風や雨の影響を
受けやすい場所です。
例え、築浅の住宅だったとしても、
環境の影響で不具合が発生しやすい
箇所なんです!
躊躇わずに。。プロに相談!
屋根の上からパタパタ音がするなど
異変を感じたときは、躊躇わず、
プロへ点検の依頼📞をお奨めします。
▼困った時は躊躇わず📞
街の屋根屋さん名古屋南店へご相談!
そして、こんな業者には、みなさんご注意ください!
突然、親切そうに尋ねてくる訪問販売。。ご存じでしょうか?
頼んでもいないのに、言葉巧みに声をかけ、近づいてきます。
「たまたま通りかかって、
棟板金の浮きが気になった」とか、
「近所で工事をしていて、
お宅の屋根が気になった」などなど、
こんな住人が不安になる言葉を
投げかけてきたら、、
お気をつけください!!
彼ら訪問業者の目的は、屋根に上ることです。親切なそうに声をかけ、
不安を煽り、無料で点検してあげると、屋根に上がろうとします。
ここで、安易に屋根に上がらせない!ことが大切です。
屋根に上がらせたら!
住人が一緒に上がれないことを利用し、
不具合がないにも関わらず、悪い部分が
あったと、関係のない画像を見せ、
不安を煽ったり、
なかには、屋根に上ったときに、
自分で屋根材を破損し、いかにも
不具合があったように装い、
すぐに修理しないと大変なことに
なると契約を迫る悪質な業者もいます。
もちろん、これまで説明させていただいたように、
もし本当に、棟板金が浮いていたら、修理が必要な状態が殆どです。
けれど、その場ですぐ修理しなければいけないような、緊急事態ではありません。
少なくとも、落ち着いて、優良業者を選ぶくらいの猶予はあるでしょう。
優良業者の判断で、本格的な修理の前に、応急処置をする場合も、もちろんあります。
嘘でも構いません!
「知り合い・身内の業者に依頼できる」・「家族と相談してから決めたい」・
「自分ひとりでは決められない」などと言ってみてください。
大抵の訪問販売業者は引き下がります。
まずは、一拍!置いてください
何であれ、その場の勢いで、
突然やってきた全く知らない業者だけの
情報で契約をすることは、
お奨めできません。
不安な気持ちは理解できますが、
ここはぐっと堪えて、
その場は、引き取ってもらいましょう!
少なくとも、訪問業者の言っている
ことが正確か、訪問業者は信頼できる
会社か、確認したほうが良いでしょう。
名刺など、受け取っていれば、
訪問業者ついては、インターネットで
調べることができます。
便利な時代ですね(^^♪
また、別の業者で見積を取ってみると、
まったく違った意見・見解が聞ける
こともしばしばあります。
同じ屋根でも、別の業者で見積もりを
取ると、そもそもの点検内容は
もちろん!見積の内容・説明の仕方、
修理内容など、まったく違った!
という話は、よく耳にします。
更に詳しい業者の見極め方はこちら👇
良い業者の見極め方!
いかがでしたか?
屋根板金についてご理解いただき、屋根に異変があったり、
突然、知らない業者から屋根について、不安になる言葉を言われたとき、
少しでも、このブログをお役立ていただけたらと思っています♬
最後まで、お読みいただきありがとうございました~(^^)/
👇メンテナンスや点検・修理でお困りごとがあったときは、
お気軽に、街の屋根やさん名古屋南店までご相談くださいね♬
この記事を書いた加盟店
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株式会社匠ホーム
〒487-0034
愛知県春日井市白山町5丁目18-3

屋根カバー工法の初回アンケート
神奈川県のお客様に工事前のアンケートに答えていただきました!
神奈川県 | 屋根カバー工法
- Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 築30年以上で、屋根は棟板のみの交換だったのでそろそろかな?と考えていた。業者の選定をどうするか?が課題だった。
- Q3.弊社をどのように探しましたか?
- ネットで家の近くの屋根専門業者を探した
- Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- すぐ連絡をとった。大丈夫な(信頼出来る)会社か?不安だった。
- Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
- ネットで信頼できそうかな?と感じた
- Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
- 専門知識があり大丈夫そうだと感じた
屋根カバー工法の工事後アンケート
工事後のアンケートに答えていただきました!
- Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- 専門家としての知見/技術が有るか。それを信頼できるか。
- Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
- 住まいるホーム(株)
- Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- ご担当者が単なる営業でなく、質問に即答されて技術的にも信頼できそうに感じた。費用が予定枠に納まった(納めていただいた)
- Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
- ほぼ予定通り進めていただき、仕上りも大丈夫そうなので安心している。都度、御担当者から進捗のメールで報告いただけた
- Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- 技術と工事進捗管理+費用もリーズナブル

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。