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女川町│雑草が生えてしまうほど土が溜まってしまった雨樋の掃除
更新日：2021年5月28日
こちらが掃除前の雨樋の状態です。土が堆積して、雑草が生えてしまっています。
雨樋は、屋根に降った雨水を効率よく排水するためのものですが、流れてくるのは雨水だけではありません。雨水は屋根に溜まった土や埃を巻き込んで流れてきます。流しきれなかったものはそのまま雨樋に残り、長い年月をかけて堆積していきます。そしてこのように雑草が根付いてしまうこともあるのです。
こちらは集水器の部分です。こちらにも雑草が生えています。このような詰まりを放置してしまいますと、雨水がうまく排水できず、雨水が当たる部分の外壁が傷んでしまったり、思わぬところから雨水が建物内部へ侵入してしまったりする恐れがあります。堆積物と吸収した水の重みで樋や屋根自体が歪んでしまう場合もあります。
この状態ですと、集水器の下の竪樋（たてどい）にも詰まりがありそうです。まずは直に取り除ける土や雑草を取り除きます。
軒樋（のきどい）や集水器に溜まった土や雑草を取り除いた後は、竪樋に堆積した土砂やホコリを専用のパイプクリーナーで掃除します。
パイプクリーナーを下に下ろしていき、堆積物が障害になり進まなくなったら、手元のハンドルを回転させてパイプの中を通していきます。
地表面までパイプ内を通すことができたら、パイプクリーナーを引き上げます。
ホースで竪樋に水を流し、地面までの水の流れを確認します。排水に問題がなければこれで雨樋掃除は完了です。
軒樋の汚れもきれいに掃除して取り除きました。
掃除前の軒樋や集水器の様子です。だいぶ雑草が生い茂っています。
掃除後の様子です。軒樋の土や汚れを取り除き、竪樋の詰まりもパイプクリーナーで取り除きました。
雨樋の詰まりは、先ほどもご説明させていただいたように、雨漏りや外壁はじめ建物の劣化を早めてしまう恐れがあります。雨樋から水があふれてくる等の異常がありましたらぜひご相談ください。
これから紅葉の季節になりますと、土やホコリだけでなく、風で飛んできた落ち葉が樋に詰まりやすくなります。樋より高い木が風上にある場合は、落ち葉が溜まりやすくなるので特に注意が必要です。
”落ち葉よけネット”などで対策することもできますので、少しでも気になることがございましたら街の屋根やさん仙台石巻店までご相談ください。
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