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ひたちなか市の二階建て住宅で屋根リフォーム!当店こだわり漏水対策
ひたちなか市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
太陽光パネルが載った屋根のメンテナンスのご相談をいただいたことがきっかけです。
築20年以上が経過し屋根がボロボロと剥がれている状態で、以前外壁塗装を依頼した業者さんから葺き替えを勧められたそうですが、調査の結果屋根カバー工事をご提案しました。
同時期に導入し現在は発電量がかなり減少している太陽光パネルは、施工に伴い撤去する必要があるため、関連機器類も全て取り外して処分することになりました。
※2023年9月15日更新
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:10日間
- 築年数:22年
- 施工費用:185.57万円(足場架設費・太陽光発電設備撤去及び運搬処分費含む)
- 使用材料:スーパーガルテクト(Sシェイドモスグリーン)・タディスセルフ・樹脂製貫板・樹脂製垂木
- 保証年数:塗膜保証15年・赤さび保証20年・穴あき保証25年・施工保証10年
ひたちなか市 / 屋根カバー工事 / 太陽光パネル撤去
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、ひたちなか市で終了した二階建ての住宅の屋根カバー工事のご報告です。
築22年の太陽光パネルが設置されたコロニアル屋根で、お施主様は太陽光発電設備にも対応可能な屋根工事業者をインターネットでお探しになり、当店へご相談を寄せてくださいました。
それでは、カバー工法による屋根リフォームの様子を順を追ってお届けいたします(´。•ᴗ•。)ノ
安全面や作業効率から、
二階建ての戸建て住宅の屋根工事は足場の架設が必須です。
「30万~40万くらいかかりそう?」という、漠然としたイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
現在は平均的(約30坪)な二階建て住宅で、20万円前後が一般的でしょうか。
因みに今回の現場の足場架設にかかった費用は、税抜きで175,000円程度です。
商業施設の駐車場に面した箇所のみ、ご迷惑がかからないようブルーシートで養生しました。
これも、工事を無事に完了させるためには必要な配慮なんです(๑•̀ •́)ゞ
調査時に確認した築22年の屋根は、方々で表層部が剥がれるいわゆる
層間剝離が起こっていました。
このタイプの平板化粧スレート種に見られる、特徴的な劣化現象です。
工事を始める前に、屋根に設置された24枚の太陽光パネルを撤去します。
太陽光発電の関連機器の取り外しには、電気工事士の資格が必要です。
資格のない業者さんは撤去することができませんのでご注意くださいね!
パネルが設置されていた場所はデッキブラシで擦り、長年溜まった埃や汚れを丁寧に洗い流しました。
関連記事➤ひたちなか市の屋根カバー工事は太陽光モジュールと架台の撤去から
その間に建築板金職人が、棟板金と貫板を解体します。
カバー工事を行う際は、防水紙を設置する前にできるだけ屋根の凹凸を取り除く必要があり、下地の貫板まで全て撤去しました。
今回実施するリフォームは、現在の屋根に軽量の屋根材を重ねて葺くカバー工法です。
経年で傷みが見られる古い屋根材の上に敷く場合、当店では
粘着式の防水紙を使用しています。
防水紙の敷設方法は、粘着式の他にコの字型の針を用いるタッカー留めがありますが、漏水対策を第一に考え、無駄な穴を空けずに強力な固定力が得られる粘着式を選びました。
タッカー留めは1名でも施工が可能ですが、粘着式は2名体制で行います。
手間をかけても、既存の屋根に負担をかけずに固定できる粘着式の防水紙を採用しているんですね
(*^^)v
安い建材を揃えて一旦は工事費用を軽減できたとしても、10年後・20年後に不具合が出てしまっては元も子もありませんよね。
長く持たせ寿命を延ばすためにも、建材選びはとても大切です!
見積り金額ばかりに目が行きがちですが、どんなものを使っているのか気にかけていただければと思います。
防水紙を敷設した後は、屋根の先端に軒先唐草と呼ばれる
水切り用の板金を設置します。
軒裏や破風板への漏水を防止する役割を持ち、また屋根の外側を囲い込むように取り付けられるので、小口を綺麗に見せる効果もあります。
新しい屋根材と同様の、腐食に強く錆びにくいエスジーエル鋼板製の板金を使用しています。
ビス留め以外にも、板金の継ぎ目やコーナーにはコーキング材を充填し、雨水が浸透しないようしっかりと繋ぎ合わせました。
屋根面同士の接合部にあたる棟は、最も不具合が出やすい場所と言われています。
雨漏りのリスクが高い箇所ほど、念入りな漏水対策が必要となります。
まず取り付けたのが、万が一の浸水にも腐食しない樹脂製垂木です。
樹脂製垂木の両側には、雨水が廻らないよう
L字型に加工した捨て水切り板金を配置しました。
棟に雨が吹き込んだ際には、この板金に沿って雨水が滞留することなく軒先へ排出される仕組みになっているんですよ(•’-‘•)و✧
こうした入念な下地作りを経て、ようやく金属屋根の施工に移ります。
今工事で使用する屋根材は、住宅用金属建材のトップメーカーであるアイジー工業さんの
スーパーガルテクト(エスジーエル鋼板使用)です。
錆対策の強化はもちろんのこと、断熱性と遮音性にも優れなおかつ軽量!と現在大変人気の屋根材です。
メーカーさんの手厚い長期保証付きですので、安心して使っていただくことができますね。
お施主様がお選びになったのはSシェイドモスグリーンです。
モスグリーンというと黄緑がかった色合いですが、こちらは深みのある落ち着いた色調で、当店でもよく好まれるカラーです。
スーパーガルテクトは軒先から棟に向かって葺き始め、
上下の重なる部分は引っかけてしっかりはめ込むタイプです。嵌合させる上下に対し、左右は断熱材が入っていない箇所を先に取り付けた屋根材にぴったり収まるように押し込んでいきます。
これを繰り返すことで屋根が一体化し、軽量でありながら強風や地震に強い造りとなるんですね(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
上下左右と頑丈に組み合わせた屋根を、さらにステンレスビスで固定します。
ビス留めをする場所にも一工夫!防水紙に描かれた薄い白い線は、あらかじめ垂木に沿って墨打ちを行った跡で、必ずこの線を目安にビスを留めていきます。
屋根の構造の基本となる垂木は、斜面を支えるとても重要な部分です。
その深部にまでビスを打ち込めば、より一層強度が高まり、強固な屋根ができ上がるからです。
ビス留めをする位置に特に指定はないですが、当店は
垂木固定を標準施工としています。
野地板に固定をした場合、ビスは貫通してしまいます。
それにより雨水が伝って内部に侵入し、雨漏りに繋がる危険性も出てくるかもしれません。一方で垂木に固定した場合は、「野地板+垂木」に打つので垂木内にビスがとどまり、漏れに強い状態になります。
企業や個々の職人の考え方ひとつで、施工方法は変わってきます。
あらかじめ想定できるリスクにはできうる限り対処すべきだと思いますし、そのための一手間二手間は惜しみません!というのがスタッフ一同の考えです(*ˊᵕˋ*)
棟に緩衝する屋根材は全て立上りを設け、樹脂製垂木に取り付けます。
三つ又の形状にぴったり合わせて加工する技は、ベテランの建築板金職人ならではですね!
樹脂製垂木や捨て水切り板金などの漏水対策を施した棟には、棟板金の土台となる
樹脂製貫板を取り付けます。
下地の垂木よりも幅の広い貫板を用い、棟の中心までの奥行きを持たせることにより、台風などの豪雨時にも吹き込みが最小限に抑えられる仕様となりました。
何重もの漏水対策を施した後、仕上げに
棟板金を設置します。
継ぎ目となる合わせ部分には、軒先唐草と同様にコーキング処理を行いました。
三つ又棟が連なる複雑な形状の屋根ですが、正確に加工した棟板金を配し、側面からステンレスビスで貫板にしっかりと固定しました。
屋根の一番高い位置に取り付けたのは
棟換気です。
棟に設けた換気孔で、小屋裏内にこもった熱気や湿気を排出する機能を持っています。
小さな隙間ですが、寒い時期の結露対策や、夏場の温度の上昇を抑える働きがあるんですよ。
これでスーパーガルテクトによる屋根カバー工事が完了しました!
お引き渡しの前に、最終のチェックを兼ねて屋根の拭き上げを行います。
せっかくでき上がりを楽しみに待って下さったご家族に、足跡が残ったままではお渡しできません。
足場から細かなゴミが入ってしまったベランダも、塵一つ残さず掃き掃除 (*´ `*)✧
軽くて錆に強いエスジーエル鋼板の屋根に生まれ変わり、お施主様からも「綺麗になって嬉しい、見本通りの色でよかった」とのお言葉を頂戴いたしました。
Y様、この度は屋根工事をご用命くださり誠にありがとうございました。
太陽光パネルの取り外しから始まった屋根リフォームの模様をお届けしましたがいかがでしたか?
全面的な屋根工事は相応の費用がかかります。
住宅の変化に合わせ、施工法も同様に進化を遂げて、一昔前の方法では通用しないケースも多くなりました。
「その金額に見合った内容なのか?お客様のための工事なのか?」
当店はお客様宅の問題点を踏まえた上で、最善なご提案と適切な施工法をご案内しています。
街の屋根やさん水戸店では、大がかりな屋根の改修工事から部分的な小さな補修まで幅広く対応しています。
屋根以外でもお住まいに関するお困りごとは、ぜひ当店へご相談くださいね(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
関連記事➤茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
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