大和郡山市で強風で破損したベランダ屋根を火災保険を利用して補修したいというご相談を受けました。

前回のブログではベランダ屋根の無料点検と点検時にカラーベスト屋根の棟板金の浮きを発見したことをご報告しました。

無料点検の結果から火災保険申請を行ったところ、保険金の支払いがあったとお客様からご連絡を受けました。
保険金額を考慮されたお客様からは、費用を抑えたいのでと、ベランダ屋根1枚・浮きと歪みのある棟板金の部分交換を依頼されました。

今回は、ベランダ屋根の交換工事の様子をご紹介します。

無料点検の様子

強風による飛来物が当たって破損したベランダ屋根のポリカ平板を火災保険を利用して補修したいということで、無料点検を行いました。

ベランダ屋根のポリカ平板5枚のうち破損したものは1枚だけでしたが、お客様は１枚だけを交換するか、全部交換するかで悩まれていました。

ベランダのポリカ平板屋根の部分交換工事

古い屋根材を撤去

ベランダ屋根にはしごを掛けて、屋根の上に上ります。

まず初めに、ポリカ平板を固定している抑え部品のネジを外します。
ベランダ屋根は、土台の骨組みと抑え金具の間に平板を挟み込んで設置しています。

新しい屋根材を設置します

新しいポリカ平板の上に撤去した古い平板を重ねて、サイズを合わせます。

ベランダ屋根には色々な形状やサイズがあり、既成のサイズでは合わない事もあります。
そんな時は、元のサイズより少し大きいサイズを準備して、現場でカットします。
よほど大きなサイズでない限り、対応することが出来ます。

既成のサイズでないと断る業者もあるようですが、そんな時は街の屋根やさんにご相談くださいね。

ベランダ屋根の交換工事完成！

ベランダ屋根の破損した1枚のポリカ平板を交換しました。

ポリカーボネートは一般的なガラスの200倍以上の耐衝撃性があると言われています。
例え剥がれて落ちたとしても、強風による飛来物による衝突があったとしても、基本的には割れることはありません。
ただし、割れることはありませんが、傷はつきやすい材質になっています。

たった１枚だけですが、新しい屋根材は透明度が高く、太陽の光が差し込むため、ベランダが明るくなりましたね。

次回のブログでは、無料点検で見つけた浮いた棟板金の一部交換の様子をご覧いただきます。