奈良市でベランダの波板が強風で剥がれ飛んで穴が空いてしまったとのご相談を受けて、無料点検にお伺いしました。

無料点検の詳細はコチラ　➡　街の屋根やさんの無料点検でお住い全体の不安も解消！

お客様は飛んでしまった２枚だけの張り替えをご希望でしたが、無料点検の結果、他の波板にも劣化や破損が見られたため、全面張り替えをご提案いたしました。

今回波板が剥がれ飛んだ原因が強風であったことから、火災保険利用のご提案をさせて頂きました。

火災保険が適用される屋根工事についてはコチラ　➡　【最新版】火災保険が適用される屋根工事

保険金請求に必要な書類を当店で準備させて頂き、お客様に保険金の請求手続きを行っていただきました。
後日、保険金が振り込まれたとのご連絡を受けて再度お客様と工事についてのご相談をさせて頂き、当店の提案通りの全面張り替え工事をご依頼頂きました。

前回の無料点検のブログはコチラ　➡　奈良市の強風で破損したベランダ屋根の張り替えに火災保険利用を提案

張り替え工事前のベランダ波板屋根

こちらの波板屋根は、２階の物干し場として利用されているベランダに設置されています。
屋根が破損していては安心して洗濯物を干せませんね。

波板については、以前ご主人様がご自身で張り替えをされたそうです。
その際、とても大変だったとのことで、今回は当店にご依頼頂きました。

ベランダ・テラス・カーポートなど。。。
波板を利用している屋根は色々あります。
塩ビやポリカなど波板の種類によっては、ホームセンターなどで簡単に手に入るため、DIYで施工される方もおられます。
ただ、屋根の上は高所であり、落下などの危険を伴うため、屋根の業者としては、おススメできません。
どうか、街の屋根やさん奈良店にご一報ください！

高所作業はとても危険、間違った施工をしないためにも屋根のDIYは行わないでください

波板の全面張り替え工事を行います

古い波板を撤去します

ベランダに脚立を設置して古い波板を撤去していきます。

波板は全部で11枚設置されていました。

割れている箇所もあるので、破損しないように注意して撤去します。

溝の掃除

波板を撤去して鉄製の骨組みだけになりました。
屋根の骨組みには大きな歪みや破損などは見受けられませんでしたので、このまま使用できます。

波板を撤去したら、屋根の骨組みの溝に大量の土やコケが詰まっていました。
溝が細いため、先の細い工具を使って綺麗に土をかき出していきます。

波板を設置する部分の溝は、全て綺麗に掃除しました。

波板屋根設置工事完了後のアンケートで、この作業をお客様は大変喜んでくださっていました。
ひと手間ですが、私どもの誠意が伝わったようでとても嬉しいお言葉でした。

ポリカーボネート製波板の設置

ポリカーボネート製（ポリカ）波板を設置していきます。
新しい波板にはクリアを使用します。

こちらの屋根では、６尺（約30.3cm）の波板を11枚使用します。
波板の寸法はJIS規格で決まっているため、塩ビ波板をポリカ波板に交換する場合にも同じ寸法の物が購入できます。

波板と波板の重ね代は2.5山確保します。

フックボルトの設置

波板を固定する部材にはビスやフックボルトなどの種類がありますが、今回は波板と同じポリカ製のフックボルト（ポリカフック）を使用します。

ポリカフックを設置する箇所にキリで穴を開けておきます。

フックの先端を穴に通し、押し込みながら骨組みに引っ掛けます。

フック回しを使用してしっかりと固定します。

新しいポリカ波板屋根の完成！

ブラウンの波板からクリアの波板への張り替えが完了して、明るくキレイな屋根に生まれ変わりました。

波板の素材のポリカーボネート（ポリカ）は、塩ビと同じ石油由来のプラスチックの一種ですが、塩ビに比べて耐久性に優れています。
耐用年数は塩ビの1～３年に対して10年以上と長寿命です。
その上、光線透過率はガラスと同等の80～90％を誇っています。
そして、ポリカの一番の特徴がUVカット率100％！ということです。
ポリカがサングラスのレンズとして使用されていることからも紫外線を透さないということがよくわかります。
ベランダで干し物をする際の日焼け対策も万全ですね。

工事が終わり、お客様には大変喜んでいただきました。
最後に一緒に写真を撮らせていただき、アンケートにもお答えいただいたので、工事代金の２％をキャッシュバックさせて頂きました。
このこともとても喜んでいただきました。

当社に工事をお任せいただきありがとうございました。
これからも、屋根のご相談は街の屋根やさん奈良店（0120-303-884）まで！お待ちしております。