歴史ある古民家の屋根点検と見積もり依頼をいただきました！

広島市安佐北区で、古民家の屋根葺き替え工事の点検と見積もり依頼をいただき早速点検作業に入りました。
歴史ある古民家なので、あらゆるところに劣化が見られ、しばらくの間メンテナンスをされていなかった事から、今回雨漏りがひどくなってご相談をお受けしたという経緯がありました。

歴史ある古民家のトタン屋根葺き替えの見積もりをいただき、早速現場へ調査に向かいました。

昔ながらの佇まいである古民家は、元々茅葺き屋根で今現在はトタンが葺かれています。


こちらのような古民家は、昔は茅葺き屋根で今は金属屋根に変わってきました。

しかし、一昔前は現在のようにガルバリウム鋼板などの耐久性の高い金属屋根はなく、皆さんトタン屋根を使われてきました。

トタン屋根は、耐久性が低いこともあって錆びやすく穴も空きやすい素材です。

何度も塗装のメンテナンスを繰り返せば、ある程度の維持は可能ですが、トタンそのものの素材の耐用年数に限界があります。

こちらの現場は、そのトタン屋根の耐用年数に寿命が来たので、雨漏りが治らなくなって困っておられたということです。

こちらのような古民家は、やはり珍しいのと昔の建物なので柱や梁などの構造体がしっかりした良い材木で造られている場合がほとんどです。

そのためしっかりした建物であることと、今では使われないような太い柱などは、このまま残しておきたいというご要望もあります。

立派な日本家屋の古民家だけに、この先もこの建物を継承していきたいという願いもあるのではないでしょうか。

こちらのご家族もこの先々まで維持管理していくために、今回の屋根の葺き替えを検討されたのでしょう。

築年数が古いので、しっかりと腐食している材木や劣化状況を点検調査し、確認しておかなければならないので隅々までの調査が必要です。

まずは屋根材の状況や屋根の下地が健全なのかを確認していきましょう。

今回は古民家の屋根調査の現場からレポートいたしました。

また、次回この続きをレポートしたいと思います。

こちらの現場のような家をお持ちの方、雨漏りなど困っておられる方はこちらをご覧ください。

どのようなことでもお気軽にご相談ください。

また、前回までの現場ブログ「スレート屋根のカバー工法」をご覧になりたい方はこちらをどうぞ！