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堺市北区|強風被害で浮いた棟板金に巣が作られ、腐食した貫板と棟板金の部分補修工事
堺市北区 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
堺市北区のS様より
『強風で屋根にある板金が一部浮いているので見てほしい』とご相談を頂き、工事を行うきっかけとなりました。
S様宅は一方向にのみ傾斜(勾配・こうばい)が付けられているシンプルな形状の
”片流れ屋根”で、近年では人気が高い屋根の形状です。
現地調査を行うと、
雨や風を防ぐ破風(はふ)まで棟板金を被せている一部が強風によって浮いている状態でした。浮きが見られる破風側の
板金にはビス止めで固定されておらず、風の影響を受けやすく今回の
強風被害が発生したと考えられます。
棟板金内部には、鳥の巣があり広範囲に鳥の糞が落とされていました。幸いにも卵やヒナがなかった為、撤去が可能です。また、棟板金を固定する下地材の貫板(ぬきいた)は、浮きが見られる部分は二重に取付けられていました。
他にも
軒樋には、木の枝や砂埃が溜まっておりオーバーフローが発生する可能性があります。
S様に現状をご説明し、
『棟板金・貫板の部分取替え』『棟板金の釘浮き箇所にビス増し打ち』『破風側板金のビス打ち』『鳥の巣撤去』『軒樋の清掃』をご提案し工事を行う事になりました。
工事の手順は、①既存の棟板金を撤去➙②棟板金内部の鳥の巣を撤去➙③変色・腐食箇所の貫板を撤去➙④貫板の取付け→⑤新規棟板金を取付てビスで固定→⑥棟板金の重なり部分にコーキング➙⑦破風側板金へビス打ち➙⑧棟板金・貫板の部分取替工事が完了→⑨軒樋の清掃
鳥の巣を撤去すると、貫板からルーフィング(防水シート)が見えている状態でした。
屋根材を葺く時は、屋根の一番上まで屋根材を葺いて貫板を取付る為、ルーフィング(防水シート)が見える事はありません。こちらでは、屋根材が一番上まで葺いていなかったので高さを合わせる為に貫板を二重に取付けられていました。
今回は部分取替えを行う為、劣化した貫板を鋸で切ってサイズを測り現場で加工して取付けました。
雨が入り込まない様に、パッキン付きのビスで棟板金をしっかりと固定した事で、雨や風に強い棟板金となりました。また、軒樋の詰まりを清掃する事で雨水の流れがスムーズになりました。
S様にも工事の仕上がりにご満足して頂けました。棟板金は風の影響を非常に受けやすいパーツです。
突然の強風で落下する事があると大きな事故に繋がる場合があります。長年、点検や修理を行っていないお客様は、街の屋根やさん堺店の無料点検をご利用下さいね。
▶メールでのお問合せ(24時間受付中)
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:1日
- 築年数:約8年
- 使用材料:貫板木材・ガルバリム鋼板製棟板金(3m程)・パッキン付きビス・シリコンコーキング
現地へお伺いすると、強風被害で一部の棟板金に浮きが見られました。
こちらは一方向のみに傾斜が付けられている片流れ屋根の形状で、棟板金を破風側まで被せて施工されていました。棟板金はビスで固定されていますが、破風側の浮いている板金にはビス(釘)打ちがされておらず、常に風の影響を受け飛散してもおかしくはない状態でした。
▶お住まいが教えてくれる屋根補修のサイン
棟板金を固定している釘が浮いていました。
屋根頂上からの雨水を防ぐ為に、棟板金を釘で固定しています。
板金は金属の為、太陽の熱で温まると膨張し、夜気温が下がると縮む性質を持っています。
これを何年も繰り返す事で徐々に釘が押し出されて、釘の浮きや抜けが発生します。
棟板金の浮いている隙間に鳥の巣が作られていました。
卵やヒナがあれば鳥獣保護法によって、勝手に撤去する事ができませんが、幸いにも卵やヒナはなく撤去が可能です。
棟板金の上には、広範囲に鳥のフンが落ちていました。
貫板の一部が二重になっている所がありました。
棟板金が飛散する恐れがある為、下記の工事を行う事になりました。
まずは、既存の棟板金を撤去して内部に作られた鳥の巣を撤去します。
撤去した鳥の巣は、当社で回収して処分します。
『工事
で出た
部材の処分はどうするの?
』
って思われる方が多いのではないでしょうか!
部材処分が発生する場合は
、別途処分費用を頂いています。
このように別途費用を頂く場合は、お客様には必ずご説明をさせて頂きますので安心して下さいね。
既存棟板金と鳥の巣の撤去後、貫板を確認すると変色や腐食が見られルーフィング(防水シート)が見えている状態でした。
ルーフィングが見えている原因には、屋根材が上まで葺かれていない事が挙げられます。
通常は、屋根材を上まで葺いて貫板を取付けて棟板金を設置するので、ルーフィングが見えることはありません。しかし途中までしか屋根材が葺かれておらず、高さを合わせる為に貫板を部分的に2枚重ねて棟板金を取付られていました。ルーフィングの劣化が進行すれば、雨漏り引き起してしまう場合もあるのです。
▶雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性とお薦めの『アスファルトルーフィング』をご紹介
貫板を撤去し、部分取替を行います。
腐食した貫板の取替部分のサイズを測り、サイズカットした貫板を取付ます。
また、一部が二枚重ねになっていた貫板は均等に高さを合わせました。
棟板金のサイズに合わせて貫板の高さも均等に取付ている為、ピッタリ取付る事ができます。
棟板金同士を少し重ねて取付る為、重なった部分の隙間から雨水が入り込まない様にコーキングを打っておきます。
棟板金は貫板にビス止めします。
既存の釘には雨除けパッキンはついていません。
今回使用したビスは雨除けパッキン付きビスを使用したので、雨水の浸入を防ぐ事ができます。
釘浮きが起っていた既存の棟板金には、ビスの増し打ちをしておきました。
ビスが取付られていなかった破風側の棟板金には、雨除けパッキン付きビスでしっかり固定し、雨や風に強い棟板金に仕上がりました。
棟板金の部分取替工事と雨樋の清掃が全て完了しました。
既存の棟板金は強風で一部に浮きが見られましたが、棟板金と貫板を部分交換し、パッキン付きビスでしっかりと固定する事で、美観性だけではなく耐風性も復活しました。
近年では、線所降水帯やスーパー台風の上陸などで住宅被害が深刻化しています。
そんな時に、火災保険の申請代行業者も増えてきました。
代行業者に依頼すると別途費用が必要となりますが、街の屋根やさん堺店では、申請に必要な現場写真や見積書作成は無料で行っています。
お困りの方は、お気軽にご相談下さいね。
▶屋根工事のご依頼・ご相談が初めての方へ
▶堺店発・自然災害の住宅被害は火災保険が適用されます。
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