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足立区興野にて棟板金の浮きを指摘された建物の屋根調査を実施
更新日:2023年02月13日
足立区興野にてスレート屋根の調査を実施致しましたので調査の様子をご紹介しております。お問い合わせのきっかけは、訪問業者に棟板金が浮いておりメンテナンスが必要だと指摘を受け弊社へ調査のご依頼をいただきました。
現地調査
現地調査の様子になります。屋根の形状は複数の面が合わさった寄棟屋根になります。10年程前に屋根・外壁塗装を実施しているとの事でしたが屋根の塗装には色褪せが目立ちました。
訪問業者より指摘があった棟板金の確認を行うと。大棟に設置されている板金の釘が抜けてしまい板金が被さっているだけの状態になっていました。手で捲れる状態となっておりましたので強風により飛散の危険性がありますので早急なメンテナンスが必要な状態です。他の箇所でも、板金を固定している釘が浮いている状態でしたので釘が完全に抜けてしまう前に修繕を行うことをお勧め致します。
屋根材を手で触ると粉の様な物が付着しました。これはチョーキングと言われ、熱や紫外線による劣化の影響で塗料に含まれる顔料が塗装の表面にチョークの粉のように出てきてしまう現象になります。チョーキングの発生は塗料の寿命だとも言われておりますのでこの様な症状が発生している場合にはメンテナンスのサインになります。
以前屋根塗装を行っているとの事でしたので縁切りがされているかを確認しました。屋根塗装を行う業者によっては塗装の際に縁切りを行わずに施工を行ってしまいスレートの重なり部分を塗料で塞いでしまう事があります。こういった縁切り不足によりスレートの重なり部分が塞がってしまうとスレートの裏面に回った水が排水されずに防水紙の劣化を招いてしまいます。防水紙が劣化してしまうとその水分が建物内部へと浸入してしまいますので雨漏りに繋がってしまいます。現状雨漏りの発生は、見られませんでしたが次回塗装を行う際には縁切りが必須となります。
上記の症状より棟板金交換工事、屋根塗装工事のご提案を行いました。棟板金交換工事の費用は20mの交換で税別140,000円から承っております。
私達「街の屋根やさん」では、引き続き新型コロナウイルスの感染対策を徹底して行っております。お困りの際はお気軽にご相談頂けますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年02月13日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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