甲府市で屋根の棟板金が浮いてしまったので交換工事を行いました！
写真は現地調査時の状態です。
棟板金が浮いて中の下地も見えてしまっていました。

※棟板金とは・・・
屋根の頂点部分にある板金のことです。

棟板金は釘で打ち付けてあり、この釘が浮いたり抜けたりする影響でこのような不具合が発生します。
そして雨風にさらされているので浸水も起こりやすくなります。
下地に貫板といって木材が取り付けてありますが、
この貫板に浸水すると腐食して割れや破損が起きます。
貫板だけで済めばいいのですが、その下には防水シートが葺いてあるので
この防水シートにも悪影響を及ぼします。
最悪の場合、屋根の劣化や室内への雨漏れに繋がりますので早めの修繕をお勧め致します！

板金交換工事の工程はまず始めに既存の板金と貫板を全て撤去します。
部分交換も可能ですが、年数が経っている場合などは全交換をお勧めしています。

次に新しい貫板を取り付けていきます。
下地の貫板が劣化していると新しい板金を取り付けても耐久性がありません。
一般的には貫板は杉の木材ですが、さらに高耐久な木材や防腐加工の木材、
木材ではなくアルミや樹脂などの素材で作られたものもありますので
ご要望があればお伝えください！

次に新しい板金を取り付けて工事完了になります。
費用は掛かりますがガルバリウム鋼板などに変更することも可能です。

日頃目に付く場所ではありませんが、10年位を目安に
定期的に気にしていただければと思います！

また、大型台風の時や強風の後は浮きや飛散が起きやすいので
調査のご依頼をいただければすぐにお伺いいたします！
自然災害での被害は火災保険の適用も出来ます。

街の屋根やさん山梨店にお任せください！