川崎市高津区瀬田にて玄関庇からの雨漏り修理をご依頼いただきました。雨漏りの原因は庇に勾配が設けられていないことでした。
更新日:2023年02月01日
川崎市高津区瀬田にお住まいのお客様より、玄関庇からの雨漏りを修理してほしいとご依頼をいただきました。現地調査にお伺いさせていただいた日はあいにくの雨でしたが、幸いなことに雨漏りを起こしている状態をしっかりと確認することができました。

雨漏りの様子

まずが雨漏りが発生している軒天の様子を確認させていただきました。軒天は板金が3枚張り合わされていて、その継ぎ目から雨水がポタポタと滴っている状態でした。雨染みの跡も広がり、ずいぶん前から雨漏りが発生していたことが伺えます。
また、軒先部分の鉄部に錆が発生し塗膜が剥がれている部分があり、こちらも雨漏りの影響によるものと考えられました。
庇の上には水溜まりが

雨漏りの原因を調査するため、梯子をかけて庇の上に登ります。庇の屋根は大きな板金を2枚張り合せた金属屋根でした。屋根自体に勾配が設けられておらず、さらに屋根中央部分が経年劣化により凹んでしまっていたため、水溜まりができてしまっている状態でした。
溜まった雨水をかき出して屋根の状態を詳しく確認すると、水溜まりができていた部分には錆で穴が空いてしまっていました。雨水はここから侵入していたのでしょう。
屋根に勾配が設けられておらず、雨水が排出されないことが雨漏りの一番の原因であったため、既存の屋根の上から勾配を設けつつガルバリウム鋼板を被せる屋根カバー工事をご提案しました。
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