市原市駒込にて点検に伺ったお住まいの屋根は、ノンアスベストのコロニアルNEOが葺かれていました。
更新日：2023年01月31日
市原市駒込にお住まいのお客様より、屋根塗装を検討しているので点検してほしいとお問い合わせをいただき、現地へ点検に伺いました。
スレート屋根は表面の塗装（塗膜）によって防水性能を発揮しています。そのため、経年劣化により表面の塗装が剥がれてくると防水性能も低下し、放置していると雨漏りの原因になったりもします。防水性能を維持するためには定期的にメンテナンスが必要になるのですが、スレート屋根材の中にはその特性上、塗装メンテナンスの意味がない製品があるので注意が必要です。
現地にて屋根に登らせていただくと、使用されているスレートはコロニアルNEOでした。アスベスト規制の直後に販売されたノンアスベストの屋根材でひび割れや欠けが起こりやすく、現在では販売中止になっています。
ひび割れ、欠けがいくつも
こちらのお住まいも例外ではなく、スレートはひび割れや欠けが数多く発生していました。コーキングでひびを補修されている箇所もありましたが、補修が追い付いていない状態でした。
苔の繁殖
ひび割れや欠けだけではなく、苔の繁殖も非常に目立ちました。塗膜が剥がれて屋根の撥水性能が低下している証拠です。
お客様からのご要望は塗装メンテナンスとのことでしたが、コロニアルNEOが使用されている屋根に塗装を行っても、屋根材自体がひび割れや欠けを起こして塗膜ごと剥がれてしまうため、効果がありません。お客様に事情をご説明し、屋根カバー工事もしくは屋根葺き替え工事でのメンテナンスをご提案しました。
◆◆屋根葺き替え工事の参考価格◆◆
切妻屋根60㎡のスレートからスレートへの葺き替えの場合
税込み1,097,800円～
◆◆屋根カバー工事の参考価格◆◆
切妻屋根60㎡の屋根を金属屋根材でカバーした場合
税込み877,800円～
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