更新日：2023年01月17日

　西東京市中町のお客様より、軒先についていた板金が外れてしまったようなので点検してほしいとお問い合わせをいただきました。お住まいは築20年程でこれまで屋根のメンテナンスやリフォームを行われたことはなかったそうです。軒先の板金とのことですので、おそらくはケラバ板金でしょう。放っておくと雨漏りにつながる恐れがありますので、しっかりと点検していきます。

屋根の状態を確認

　現地へお伺いして屋根に登らせていただくと、屋根全体の塗装が剥がれてスレートの撥水効果が失われてしまっていることが分かりました。苔やカビの繁殖、スレートのひび割れといった症状がいくつも確認できました。
　点検を続けると、お伺いしていたケラバ板金が飛散してしまった箇所が確認できました。板金が飛散してしまってからかなりの時間が経過しているようで、下地である野地板がボロボロに腐食してしまっている状況でした。室内への雨漏りは発生していないとのことでしたが、この状態のままにしておくと時間の問題でしょう。
　また、他のケラバ部分も確認してみたところ、板金は残っているものの釘が抜けて捲れてしまっていました。こちらも隙間から雨水が侵入し、下地に傷みが発生していました。

屋根裏で雨漏りの形跡を発見

　野地板の傷み具合から、念のため屋根裏を点検させていただきました。すると、野地板には雨水を吸って黒ずんだ箇所が確認できました。雨漏りの形跡です。
　お客様に屋根の状態と雨漏りについてご報告いたしました。屋根材の傷みが進行し、下地には腐食も見られるため、今回は既存の屋根の上から新しい屋根を被せる屋根カバー工事をご提案させていただきました。

◆◆屋根カバー工事の費用（参考価格）◆◆
切妻屋根 60㎡ 既存屋根を金属屋根材でカバーした場合
税込み 877,800円～

　私たち「街の屋根やさん」では新型コロナウイルス対策として、「マスク着用」「手指アルコール消毒」「ソーシャルディスタンスの確保」を徹底した上で点検や工事にお伺いしております。どうぞご安心してお問合せください。