那珂市で棟瓦釘浮き修理完了！6.5寸の急勾配屋根でした
更新日：2021年9月15日
今回ご紹介する那珂市の現場屋根です。
屋根は平板防災瓦を使用した複合屋根で、太陽光パネルが設置された急勾配屋根です。
お客様にお話を伺うと、築年数は17年目で屋根のメンテナンス経験は無し！
『お隣の塗装職人さんに釘が浮いていると言われ、昨夜は眠れなかった』との事。
屋根の不具合＝雨漏りと連想してしまうお客様も多いので無理はありませんね。。。
お客様の不安を解消するため、急勾配屋根に挑みます٩( ''ω'' )و
屋根は平板防災瓦を使用した複合屋根で、太陽光パネルが設置された急勾配屋根です。
お客様にお話を伺うと、築年数は17年目で屋根のメンテナンス経験は無し！
『お隣の塗装職人さんに釘が浮いていると言われ、昨夜は眠れなかった』との事。
屋根の不具合＝雨漏りと連想してしまうお客様も多いので無理はありませんね。。。
お客様の不安を解消するため、急勾配屋根に挑みます٩( ''ω'' )و
屋根には、太陽光パネルに摑まりながらなんとか登りました(;^ω^)
今回の那珂市の屋根は、複合屋根形状なので、凹部分を跨ぎながら太陽光パネルを伝って何とか登頂！
三角屋根（切妻屋根）だったら絶対に登れない角度です。
今回の那珂市の屋根は、複合屋根形状なので、凹部分を跨ぎながら太陽光パネルを伝って何とか登頂！
三角屋根（切妻屋根）だったら絶対に登れない角度です。
棟瓦を確認すると、留め釘の殆どが抜けかかっていました。
一枚の棟瓦につき、二本の留め釘で留められていますが・・・
半分以上の棟瓦は、一本が脱落して欠損してしまっていました。
たまたま、お隣に来ていた職人さんの機転でしたが、これはファインプレーです！
一枚の棟瓦につき、二本の留め釘で留められていますが・・・
半分以上の棟瓦は、一本が脱落して欠損してしまっていました。
たまたま、お隣に来ていた職人さんの機転でしたが、これはファインプレーです！
留め具の再打ちだけで済むか？を判断する為に、棟瓦を外して下地を確認します。
那珂市のような冠瓦で施工されている棟瓦の下地は画像のようになっており、下地である木製垂木に向かって釘を固定してあります。
釘抜けの原因は、暴風や地震での棟瓦の揺れだと推察でき、那珂市の現場は外周に暴風壁となる建築物もない為、時間の経過とともに進行してしまった物だと思います。
那珂市のような冠瓦で施工されている棟瓦の下地は画像のようになっており、下地である木製垂木に向かって釘を固定してあります。
釘抜けの原因は、暴風や地震での棟瓦の揺れだと推察でき、那珂市の現場は外周に暴風壁となる建築物もない為、時間の経過とともに進行してしまった物だと思います。
幸いにも、木製垂木に腐食は見られません。
下地の木製垂木に腐食があると、再打ちしても固定力を保つ事ができない為、垂木交換や棟瓦の取り直し工事が必要となりますが、この状態であれば再打ちで対応できます！
那珂市のお客様に画像をお見せしながら状況を説明し、当日そのまま棟瓦釘浮き修理に入りました。
下地の木製垂木に腐食があると、再打ちしても固定力を保つ事ができない為、垂木交換や棟瓦の取り直し工事が必要となりますが、この状態であれば再打ちで対応できます！
那珂市のお客様に画像をお見せしながら状況を説明し、当日そのまま棟瓦釘浮き修理に入りました。
使用するのは、ステンレス製のパッキン付きビスです。
以前は、固定具として釘が使用されていましたが、2022年1月1日から新築住宅を対象としたガイドラインでも、棟の緊結は【ねじ＝ビス】の2本留めが義務化されるように、固定力はビスの方が高いです。
下地の垂木を傷つけないよう、効いている釘は再打ちを行いましたが、欠損や固定力が弱まっている釘は抜き、ビスに打ち返させて頂きました。
関連記事▶瓦屋根の固定方法が令和4年1月1日から新築時等は強化されます
以前は、固定具として釘が使用されていましたが、2022年1月1日から新築住宅を対象としたガイドラインでも、棟の緊結は【ねじ＝ビス】の2本留めが義務化されるように、固定力はビスの方が高いです。
下地の垂木を傷つけないよう、効いている釘は再打ちを行いましたが、欠損や固定力が弱まっている釘は抜き、ビスに打ち返させて頂きました。
関連記事▶瓦屋根の固定方法が令和4年1月1日から新築時等は強化されます
ビスに打ち換えた事で、棟瓦はもうビクともしません！
これで、今晩は那珂市のお客様に安眠していただけます。
地上で行える作業であれば容易い作業ですが、この作業を行っているのは地上約7ｍ！
万が一があれば、ただでは済まないので一般の方は絶対にマネしないで下さいね。
これで、今晩は那珂市のお客様に安眠していただけます。
地上で行える作業であれば容易い作業ですが、この作業を行っているのは地上約7ｍ！
万が一があれば、ただでは済まないので一般の方は絶対にマネしないで下さいね。
因みに今回の修理費用は手持ちの材料で完結したので、高所作業費を含んで
作業時間1時間/約20ｍ/総額3.3万円です！
現場によっては登れる登れない！？足場の有無等の判断となりますが・・・
棟瓦修理をご検討の際に今回の記事を参考にしてみて下さいね＼(^o^)／
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作業時間1時間/約20ｍ/総額3.3万円です！
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