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常陸太田市の入母屋屋根からの雨漏りは、谷樋の亀裂が原因でした
更新日:2021年9月16日
皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、常陸太田市の入母屋屋根(いりもや)での雨漏り相談現場からご報告します。
最近は、ガルバリウム鋼板やSGL鋼板などの金属系屋根素材が人気ですが、日本の伝統的な屋根材と言えば、やっぱり『瓦』です。
そして、その中でも常陸太田市のような伝統的な入母屋化粧造りは、木材の風合いを楽め古民家需要でもメキメキと人気が高まっている建物形状です。
まだまだ現役で活躍できる住宅です!しっかり調査したいと思います(^o^)丿
今回、雨漏り相談のあった常陸太田市の入母屋屋根です。
この現場は、幾度か増築をされているようで、屋根全景はとても複雑ですね。
築年数も関連しますが、屋根は形状が複雑であればあるほど継ぎ目や凹凸などの原因要素が多く、雨漏りリスクが高まってしまうんです。
先ずは室内の雨漏り状況を確認させて頂き、屋根裏調査を行いながら屋根の状態を確認していきたいと思います\(^o^)/
一か所目は、室内の洋室天井への雨漏りです。
室内には洋風のフロアマットも敷きなおされ、とても綺麗に整頓されているお部屋ですが、そんなお部屋にも雨漏りが容赦なく襲ってきていました。
古民家で、リノベーションを楽しみながらお住いになっているお若いご夫婦ですので、この雨漏り染みはとてもショックだった事が伺い知れます。
二か所目は、室内の和風天井への雨漏りです。
このお部屋は、仕切り壁を隔てて洋風天井と隣接しているお部屋です。
雨漏りが発生した当日は余程雨漏り量が多かったようで、ペットボトルを置き急場を凌いでいたとの事ですが、溜まっている雨量から推測してもかなりの量です。
この箇所は、洋風天井と和風天井をまたぎながら起こっているので、増築が関係しており、同じところから浸水して各部屋に広がっている物だと推察しました。
三か所目は、北側の廊下天井で発生した雨漏りです。
雨漏り発生箇所の一か所目と二か所目は南側にあたる為、この北側の廊下天井への雨漏りは、独立した雨漏り原因がある事になります。
今までも少量の雨漏りはあったようですが、お盆時期の降雨で悪化したとの事です。
雨漏りは、いつ発生し何が起因となり被害が広がるかはわかりません。
得てしていえる事は、雨漏りに気づいた時が業者への相談時です!
御覧の皆様も、雨漏りに気づいたら!?当店へご相談下さいね(^o^)丿
屋根裏には、ユニットバスの天井から入らせて頂きました。
常陸太田市のお客様が、当店にご相談頂いた理由は
『雨漏りは、屋根業者さんに頼む方が再発しないと思ったので、ネットで探しました』
との事です!お客様の期待に応えるよう頑張らなくてはいけませんね٩( ''ω'' )و
屋根からの雨漏りは、天井裏を確認する事で凡そは判明します。
『見つけました!』この部分が雨漏りに繫がっている屋根裏部分です。
屋根の破損や飛散が雨漏りの原因であれば、屋根に登って確認すればよいのですが、そのような現場は年に数える程しかなく、殆どは屋根裏調査で判明させるのが当店です。
屋根裏診断から凡その雨漏り箇所が判明したので、今度は対象となる部分を屋根の上から確認していきます。
化粧造りの玄関屋根に梯子を掛けさせて頂きました。
屋根に登り、屋根裏で確認した漏水箇所を探ります。
この屋根の部位は、傾斜屋根と傾斜屋根をつなぐ為の谷で、雨樋の役割を果たす事から『谷樋』と呼び、増築した事により作られた物です。
『谷樋』+『増築』=プロなら聞いただけで雨漏りリスクが高いと思う場所です。
そして・・・ありました!谷樋の亀裂です!!
長さにして5㎜程度の谷樋の亀裂でしたが、谷樋をくまなく目視で確認すると、複数箇所で谷樋に亀裂が入っているのが分かりました。
この程度で雨漏りするの・・・?と思う方もいらっしゃると思いますが・・・
水を掛けて調査をした所、残念ながらこの部分からの漏水が確認できました((+_+))
雨水は、些細な隙間からも宅内へ漏水を起こしますので侮れないんです!!
そして、廊下天井の雨漏り箇所の上部にも同様の谷樋がありました。
南北ともに、雨漏りが発生している屋根には谷樋が設置されていました。
谷樋は、屋根の傾斜を沿って流れてくる雨水をキャッチして排水してくれる部位ですが、雨水が集まるだけに些細な不具合でも雨漏りの危険性が高い部位です。
雨漏りを起こしていた屋根を当店で採寸して作成した屋根伏せ図です。
赤いラインが『谷樋』・赤い点線丸が『雨漏りしていた天井部』です。
この様に、屋根伏せ図に起こすと、雨漏りの発生箇所が谷樋周辺だと分かりますね。
お客様にも画像をお見せしながらご説明をし、今回は谷樋を中心とした屋根工事を受注させて頂きました。
工事は10月の初旬に着手する予定ですので、谷樋工事の様子は再度ご報告させて頂きまので、今しばらくお待ちくださいね\(^o^)/
今回は『常陸太田市の入母屋屋根からの雨漏りは、谷樋の亀裂が原因でした』と題してご報告してみましたが如何でしたでしょうか!?
今回の現場で緊急の応急処置なら、谷樋の亀裂へのコーキングで良いと思いますが・・
雨漏り量から判断すると、谷樋に緩衝する谷瓦を一定量めくり、新しい防水シートを敷き直し、谷樋を交換しなければ雨漏りは間違いなく再発します!
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