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今治市でセメント瓦を撤去して台風や地震に強い「防災瓦」で安心
今治市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
今治市にお住いのお客様より「雨漏りして困っているから屋根葺き替え工事してほしい。」とのお問い合わせをいただきました。
早速、現地に急行して詳しい話をうかがうと二階の屋根だけが雨漏りして数年前に屋根塗装したけど雨漏りが止まらないとのことでした。
事前に私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」のホームページのブログや施工事例で雨漏りの原因や屋根工事の流れなどを見ていただいたそうで、最初から「屋根葺き替え工事」をご希望でした。
まずは屋根に上がって雨漏りの原因を調査します。セメント瓦の屋根で雨漏り原因は
すぐに判明しました。
お客さまが希望される通り、こちらの屋根は「屋根葺き替え工事」が最適です。
屋根調査の報告書と屋根工事金額の詳細を記載した御見積書を提出して、説明させていただきました。
お客さまも工事の提案に納得していただき「屋根葺き替え工事」のご依頼をいただきました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:2日間
- 築年数:築40年
こんにちは、「
街の屋根やさん西条・新居浜店」の丹
基徳(たん
もとのり)です。
今治市にお住いのお客様より「雨漏りして困っているから修理してほしい。」とのお問い合わせの電話
をいただきました。
早速現地に急行して現在の状況を屋根調査して適切な屋根工事を検討します。
お客様に話をうかがううと8年前に屋根塗装をしたそうですが雨漏りが直らず、インターネットで私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」のホームページを見つけてお問い合わせをしていただいたとのことです。
当社のホームページの施工事例を見て雨漏りと屋根工事について基礎知識をもたれていたので、お客様から「屋根葺き替え工事」で見積もりしてほしいとのご希望がありました。
関連ページ
「屋根葺き替えで不安を解消しませんか?」
それでは雨漏りにお困りのお住いの屋根調査の様子をご紹介します。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】セメント瓦屋根の木造2階建て住宅
こちらが今回、雨漏り修理のお問い合わせをいただいたお住いです。
木造2階建て住宅で屋根にはセメント瓦が施工されています。
セメント瓦は文字通りセメントを原材料にした瓦で素材自体に防水性がないため瓦表面を塗料でコーティングして防水性を確保しています。そのため10年~15年に1度の屋根塗装メンテナンスの必要な屋根材です。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】S形スレートのセメント瓦は雨漏りしやすい
こちらの屋根は1階が「和型スレート」と呼ばれる日本瓦の形状をしたセメント瓦で2階屋根が「S型スレート」と呼ばれる40年以上前に建てた住宅によくみられるセメント瓦になります。
どちらも同じセメント瓦ですが雨漏りは2階の「S型スレート」の屋根だけだそうです。
このタイプのセメント瓦は雨漏り事例の非常に多い屋根材です。
お住いの屋根がこちらのような「S型スレート」のセメント瓦の屋根の方は今回のブログを是非とも
参考にしていただきたいです。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】瓦を剥がして雨漏り原因を調査
では、なぜセメント瓦の屋根が雨漏りしやすいのか?
実際に瓦の一部を剥がして雨漏りの原因を調査していきましょう。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】雨漏り原因は溜まったゴミ
瓦を剥がすと上下左右に瓦が重なっていた所は塗料がのってない白っぽい箇所になります。
この瓦の重ね代にホコリやゴミが溜まっているのが確認できます。防水紙の部分にもゴミが溜まっています。
この瓦の重なり代に溜まったゴミが雨水に触れると「毛細管現象」により雨水を吸い上げて瓦を留める釘を伝って室内に侵入して雨漏りを起こします。
つまり、雨漏りの原因は【瓦の重なりに代に溜まったゴミ】なんです。
ですから定期的な屋根塗装をしても雨漏りが直ることはありません。一時的に雨漏り被害が小さくなることもあるかもしれませんが雨漏りの原因を根本から直すことにはならないのです。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】劣化した防水紙
瓦の下に侵入した雨水が雨漏りするのを防ぐのが防水紙ですが、経年劣化により破れたりして防水性能は期待できません。
この状態だと瓦を留める釘を伝った雨水を防ぐことはできず雨漏りします。
関連ページ
「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性」
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】屋根葺き替え工事のご提案
以上で屋根調査が終了しました。調査結果を報告書にまとめ屋根工事の御見積書と一緒にお客さまへ提出します。
こちらのお客さまが最初から
希望されている通り、セメント瓦の屋根は撤去して
新しい屋根材へリフォームする「屋根葺き替え工事」をオススメします。
ご提案した工事内容と見積り金額もお客様に納得していただき屋根葺き替え工事することになりました。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】雨漏り原因のセメント瓦の撤去
それでは屋根葺き替え工事をはじめていきます。
まずは雨漏りの原因となっている二階屋根のセメント瓦を解体撤去します。
棟から順番に剥がしていき、とった瓦はトラックに積み込み処分場へと運びます。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】劣化した防水紙の撤去
セメント瓦を撤去すると下に隠れていた防水紙が現れました。
昔の防水紙は
フェルトと呼ばれる紙なのでボロボロに劣化しており防水性は期待できません。劣化した防水紙も撤去します。
防水紙の下の野地板が確認できます。長年の雨漏りでところどころ変色がみられますが重大な腐食はなくこのままでも利用でき
ます。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】防水紙「ゴムアスルーフィング」の施工
野地板の上に新しい防水紙を施工します。耐久性と防水性に優れる「ゴムアスルーフィング」を水下の軒先から上に向って順番に張っていきます。
上下方向に10センチ、左右方向に20センチ以上重ねて防水紙をタッカーで留めていきます。
防水紙を貼り終えると棟に90センチ間隔で耐震棟金具を取り付けます。これは棟瓦の施工の下準備になります。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】換気棟で快適な住環境へ
棟の一部に野地板と防水紙を切り取って天井裏の暖まった熱気を排気する通気口を設けます。
この上に「換気棟」の部材を被せてビスで固定します。
換気棟は夏の暑さ対策や冬の結露対策に役立ち快適な住環境つくりにかかせません。
よくお客様からの質問で、「換気棟から雨水が侵入しないのか?」と聞かれます。
換気棟は熱気を排気しますが雨水が侵入しないようになっているので雨漏りの心配はありません。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】瓦を屋根に荷揚げ
施工する陶器和型瓦の「エース」を屋根に荷揚げしました。梯子にウィンチをつけた「タワー」
と呼ばれる機械で屋根の上に瓦を上げていきます。
瓦は4枚で1束に結束されており施工し易いように等間隔で屋根の上に並べます。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】自然災害に強い防災瓦
軒先の軒瓦から施工します。軒やケラバなど屋根の端部は風の影響を受けやすいので3カ所を釘やビスで固定します。平部の桟瓦は1本の釘で固定します。今回施工している「防災瓦」は上下の瓦同士をがっちりロック。さらに瓦を釘で固定し、大地震の揺れや台風でも安心です。
関連ページ
「地震などの災害に強い! 従来のイメージを覆す防災瓦」
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】棟際の半端瓦もしっかりと釘で固定
棟際の桟瓦は既存の屋根形状の寸法に合わせてカットした「半端瓦(はんぱかわら)」を施工します。釘留めする為の釘穴部分もカットしてしまう半端瓦はドリルで釘穴を開け直してしっかりと釘で固定します。
このひと手間が地震や台風で屋根瓦に被害がでるかでないかの大きな要因につながります。
じっさい3.11の東北の震災や熊本地震の際も、この半端瓦を固定していない屋根瓦の棟が崩れる被害が多くありました。ちょっとしたひと手間ですが抜くことのできない重要な工程のひとつです!
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】棟は軽量で丈夫な「乾式工法」
耐震棟金具に木下地の芯木をのせてビス留めして、乾式面戸シートを被せてブチルテープで瓦面にしっかりと接着します。以前は土や漆喰などを使用した「湿式工法」でしたが最近ではより軽量化を目指した「乾式工法」が主流となってきています。
最後に蒲鉾のような形状の「7寸丸瓦」を被せてビスを木下地に固定します。ビス穴より雨水が侵入しないようにビス頭の下に止水のパッキンをつけたビスを使用します。
【今治市・屋根葺き替え工事で不安解消】屋根葺き替え工事で雨漏り自然災害の不安解消
これで屋根葺き替え工事の完成です。長年、雨漏りでお困りだったセメント瓦を撤去して耐久性や防音性、台風や地震など自然災害にも強い「防災瓦」へ屋根リフォームしたことで不安解消して強い屋根に生まれ変わりました。
雨漏りや屋根のお悩みやお困りごとは屋根工事専門店として創業50年の豊富な実績と経験のある私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください。国家資格の「1級かわらぶき技能士」「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断士」をもったスタッフがしっかりとサポートさせていただきます。
無料の点検調査や無料見積もりをおこなっておりますので安心して
お気軽にお問い合わせください
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