我孫子市のセカンドハウスで屋根塗装後に雨漏りが… 原因は業者の知識不足?
更新日:2017年09月21日
千葉県我孫子市と言えば明治から大正にかけて別荘地として栄えたことで知られ、多くの文化人のゆかりの地が市内にあるところです。そんな我孫子市にセカンドハウスを持っているというN様、何とも羨ましい限りですが、雨漏りにお悩みになっていました。2年前に屋根塗装をしてから、雨漏りするようになったそうです。しかも、セカンドハウスですから普段はお住まいになっておらず、気づいたのは結構時間が経ってからでした。

あってはならないことですが、屋根塗装後に雨漏りしはじめるという現象で街の屋根やさんもかなりのご相談を受けています。ご相談される方の多くが「塗装を行った業者が工事の際に屋根を壊してしまったのでないか」とお考えになるのですが、実はそういったケースは稀です。屋根塗装後の雨漏りは街の屋根やさんとは違って屋根の専門知識を持ってない業者の施工が原因であることが多いのです。事実、N様は屋根塗装を行った業者に雨漏りの調査を依頼したそうですが、「何度、調べても原因は分からない」と回答されたそうです。
N様のセカンドハウスは手賀沼の近くにあり、野鳥も多く、素晴らしい環境の中にあります。外観も綺麗にされているセカンドハウスでまさか雨漏りが起こっているなんて普通の人は考えないでしょう。

室内の天井には雨染みができています(画像では分かりにくいかもしれません)。小屋裏(天井裏)はどうなっているかというと、木材の変色が起こっています。明らかに雨水が浸入してきています。

天井裏の雨漏り被害がこれだけ進んでいるとなると、室内の天井にもっと雨染みができていてもおかしくないのですが… どうやら断熱材に雨水が染み込み、室内の天井へ染みができるのを防いでくれたようです。変色した断熱材がそれを物語っています。

室内への雨漏りが確認できましたので、屋根にのぼってみます。スレート(カラーベスト・コロニアル)屋根ですね。スレート屋根の塗装後に起きる雨漏りの原因のほとんどは縁切り不足にあります。屋根材と屋根材の重なり部分には内部に染み込んでしまった雨水を排出させるための隙間が必要です。画像でご確認できる通り、隙間が全くありません。実はこれ、屋根に関する知識が全くない業者がやってしまいがちなことなのです。激しい雨や強風時の雨は多少の雨水が屋根材の下へと浸入してしまいます。それを排出したり、湿気を逃がすために屋根には通気口が必要なのです。屋根材と屋根材の重なり部分に隙間がなければ、水分や湿気を排出できないため、それが室内へと回り込み、雨漏りとなってしまうのです。
N様には上の画像とともに『屋根塗装によって屋根材の隙間がなくなってしまった』こと、それによって『雨水が排出できず、室内に浸入してしまった』ことをお伝えしました。雨漏りを防止策としては『屋根材の重なり部分に切り込みを入れることにより、雨漏りを改善できるが屋根材を傷つけてしまう恐れがある』こと、完全に止める方法として『これまでの屋根の上に新しい屋根を被せる屋根カバー工法』と『これまでの屋根を解体して新しいものにする屋根葺き替え』をご提案しました。
お勧めとしては費用がお安い屋根カバー工法ですが、歴史ある別荘地としての立地を考えると思い切って屋根葺き替えを選択した方が資産価値の維持という面では有利かもしれません。お見積もりは屋根カバー工法と屋根葺き替え、そして歴史ある別荘地のセカンドハウスに相応しい屋根材をセレクトしたものをそれぞれお渡しする予定です。
屋根リフォームというと現在は工期も短く、廃材もほとんどでない屋根カバー工法が人気ですが、これから先の資産価値を考えた場合、屋根葺き替えが有利になる可能性もあります。街の屋根やさんではそういった土地の価値も含めてお客様の未来の幸せを考えたリフォームをご提案いたします。ご相談は0120-989-742にてお待ちしております。
記事内に記載されている金額は2017年09月21日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
我孫子市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
関連動画をチェック!
別荘の屋根メンテナンスで雨漏り知らず!【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。

このページに関連するコンテンツをご紹介

雨漏り修理の施工事例一覧
別荘などの屋根リフォームの施工事例一覧
で雨漏り修理を行ったお客様の声



























































































































