袖ケ浦市|屋根の仕上げ材は何が良いのか?
更新日:2017年09月20日
「屋根葺き替えなどを行うとしたら、屋根材は何が良いのでしょうか」というご質問をよく受けます。実際、家を建てる時に念入りに打ち合わせをしているつもりでも、屋根の資材にこだわりを持ち、お選びになる方は少ないと思います。見えづらく、視界に入りがたい屋根はどうしても後回しにされてしまうのです。
お家を建てる時など、いろいろと決めなくてはいけないことが沢山あり、屋根の素材などを深く特徴を考慮して時間を割いて、お決めになる方はほぼいないでしょう。最も時間をかけるのは居住空間で、この先どのような生活空間にして行こうかなど、優先的に考えると思います、しかし生活をして行く中で、住宅はメンテナンスしていくことが必要になってくるのです。住宅ローンにメンテナンス費用と何かにつけて出費が嵩んでしまう夢のマイホームですが、知識さえあれば、その後のランニングコストが大きく変わってきます。
屋根材は大きく分けると瓦・スレート(コロニアル・カラーベスト)・金属瓦があり、その他にも様々なものがあります。それぞれ大きく特徴があり、またメリット・デメリットがあります。日本では古くから日本瓦が多かったのですが、近年では見た目がすっきりとしたスレートなども増えています。瓦に較べると重さが約半分なので、急勾配にも設置が可能で洋風の住宅に適しています。
現在の屋根の資材で一番耐用年数が長いのは、やはり瓦です。50~100年以上持つと言われています。しかし、瓦を支えているのは屋根土と漆喰なので、やはり十数年に一度程度はメンテナンスが必要となります。瓦は一枚一枚が独立しており、固定されていませんので、万が一破損しても数枚の交換で補修できます。スレートは一枚一枚を固定しているため、補修の種類によっては周辺のスレートを大きく外す必要もでてきます。耐用年数は25年とも30年とも言われておりますが、その間は数回の屋根塗装が必要になります。塗料にもよりますが、十数年ごとに屋根塗装によるメンテナンスが必要です。
現在の主流になりつつある屋根材が金属(ガルバリウム鋼板)です。耐用年数もな家具、メンテナンス無しでで30年近く維持できると言われています。日本瓦のように重くないので、家自体の負担も少なく、塩害には少々弱い所が他の商品に比べると気になるところです。
屋根のメンテナンスには意外と多くの金額がかかります。それぞれの屋根材の特徴を考慮して、早めのメンテナンス心掛けてください。
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記事内に記載されている金額は2017年09月20日時点での費用となります。
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