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和歌山市で雨漏れでお困りのお客様の屋根葺き替え工事をしました
【工事のきっかけ】
屋根の雨漏りが何度も修理しても直らずに御困りでした。雨漏れにより内部の天井にシミやカビが発生していました。現場調査により、屋根の葺き替えをご提案し、工事を行いました。
基本情報
和歌山市中之島でお住まいのM様より、雨漏れがひどくお困りで、なんとかしてほしいとお問い合わせがありました。
翌日に、雨漏りの原因を調べる為に現場の屋根調査をおこないました。
Ⅿ様宅は木造で築25年経っているセメント瓦を葺いた屋根です。
セメント瓦の寿命は約20年と言われていますので、すでにM様宅は寿命を5年も過ぎています。
セメント瓦の塗装が経年劣化して、防水性能が無くなって雨漏りの原因になります。
セメント瓦は割れやすい特徴があり、Ⅿ様宅も3か所。割れているのが見つかりました。
又釘の浮いたところも有り、割れや釘の浮きも雨漏れの原因となります。
この調査結果により、現状のセメント瓦の塗装工事・屋根の葺き替え工事・屋根カバー工法などから、
今回はスレート瓦の葺き替えを提案しました。
スレート瓦を提案した理由としては、割れている瓦が多いので塗装工事では対応できないのと
下地材のコンパネや野地板が腐食・含水しているようで、柔らかくなり、釘・ビスが使えません。
以上のことから、安価でありながら、耐久性が有り、燃えにくく、熱伝導率が低いスレート瓦の葺き替えに決定しました。スレート瓦は、耐腐食性:湿気や水に強い商品が増えてきており、腐りにくくなっています。
カラーバリエーションも豊富なので屋根の色にこだわりのあったM様にぴったりでした。
お見積りを提出し、金額に納得して頂いた上でご契約をして頂きました。
屋根の色などの打合せや工事日、工事の工程などを決めていきます。
工事を始めるまでには、近隣への挨拶回りを必ず行います。
工事は最初に足場の設置から始めます。
足場が設置出来れば、次に築25年経ったセメント瓦を撤去していきます。
既存のセメント瓦と下葺き材を処分します。画像は既存の野地板の様子です。
こちらも瓦を撤去した様子です。雨漏りによって、棟木が完全に腐っています。
かなりひどい状態なので、棟木もやり替えが必要です。
下地をやり替えた後にアスファルトルーフィングという防水材料を張ります。
屋根の寿命を決めるのは「ルーフィング」と言われる程重要な防水材料です。ルーフィンは改質アスファルトルーフィングを使用」します。
改質アスファルトルーフィングは、別名でゴムアスファルトルーフィングと呼ばれています。アスファルトに合成ゴムや合成樹脂を混ぜたものです。温度変化に強く、高温ではダレにくく、低温では割れにくい特長を持っています。
コロニアルを、専用釘で固定しながら、下から順に張っていきます。
どんな外観の住まいにも馴染む、横一文字葺きデザインです。和風から洋風まで幅広いスタイルにマッチします。
スレート瓦(カラーベストコロニアル)が完成しました。
シャッフルカラーはコロニアルグラッサの豊富な色数を活かし、あえて異なる色を混ぜ合わせて屋根に豊かな表情を作り出す手法で、その組み合わせ次第で多彩な配色の演出が可能です。
【工事完了後】
屋根葺き替え工事でやっと雨漏りの心配がなくなりました。
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