更新日:2017年6月11日
アパートや店舗様などで、外階段が今にも崩れてしまいそうといったお問い合わせを良くいただきます。実際に鉄骨階段では錆びが進行してしまい危険な状態の外階段を見かけることも少なくありません。
屋外への高所への移動へ使われる階段ですので、万が一のことがあれば大事故につながる可能性もあります。しっかりメンテナンスを行い、使用者の安全を守るのもオーナー様の大事なお仕事ですね。
このページでは外階段のリフォームの修理ポイントと概算費用をご紹介します。
外階段にこんな症状が出ていたらメンテナンスの時期がきています
塗膜の剥がれ
葛飾区で築10年の節目に外壁塗装をご検討中のお客様よりご相談をいただき点検にお伺いしました。
お住まいの美観維持、防水機能の維持のために塗料のグレードにより耐久年数は異なりますが、およそ8年~12年を目安にお住まいの塗り替えをおすすめしています。
お客様邸では外壁塗装、屋根塗装をご希望でしたが屋根はニチハパミールで葺かれた屋根でした。こちらの屋根材は少々問題のある屋根材になります。
そのため、屋根塗装ではなく屋根カバーでのメンテナンスをご提案させていただくことになりました。
鉄骨階段に錆びが発生している
普段何気なく昇降している階段の裏側を覗いてみてください。
階段の段差と段差のつなぎ目に錆びは発生していませんか?
あまり気に留めることが少ない階段の裏側ですが、普段は日に当たらないため塗膜の劣化も早く気が付いたら錆びだらけということもあります。
錆びの発生から耐食し穴が開いてしまったという建物は意外と多く、強度の弱くなってしまった鉄骨階段には改修工事が必要となる場合があります。
錆びの進行が少ないうちに、専門家へご相談ください。
鉄骨階段のリフォームの修理
外階段へ錆び止め塗布と防水塗装
金属部の錆びの状態にもよりますが、塗膜が剥がれさびの発生した外階段にはまずケレンをかけます。
ケレンとはヤスリなどでわざと金属部に細かい傷をつける作業です。目荒しとも呼ばれますが、わざと細かな傷をつけることで塗膜の密着性を高めることができます。
皮すきなどで手でケレンをかけていく場合もありますが、錆びが酷い場合にはグラインダーなどの工具で磨くように削っていきます。
このケレンを怠ってしまうと、塗装をしてもすぐ剥がれてしまいます。ケレン後は錆び止めを塗布します。その後、塗装にて防水層を形成します。
外階段の下地補強など一部改修工事
金属の錆びが激しく、下地に穴あきや腐食が激しい場合は外階段の改修工事をおすすめさせていただく場合がございます。
改修工事に関しては外階段の劣化状態や構造などによっても工事方法が異なるため、一概にすべての改修工事が同じ方法というわけでもありません。
中には改修工事よりも、外階段を撤去し新設した方が良い場合などもございます。
外階段のリフォームに足場は必要?
高所での作業になる場合は足場が必要になる可能性があります。
そのため、ほとんどの施主様は外階段のリフォームを行う際に外壁塗装や屋根塗装などとセットで行う場合が多いです。
外階段の補修のためだけに足場をかけた場合でも、外壁塗装だけで足場をかけた場合でもそれぞれに足場の代金はかかってしまいます。
そのため、メンテナンスをまとめて足場代を節約します。
外階段のリフォームと外壁塗装の他、雨樋交換など外回りのリフォームで足場が必要な箇所はまとめて工事を行った方がお得だと言えるでしょう。
外階段リフォームのまとめ
修理やメンテナンスを行う場合、錆びがよっぽど進行していない限りは塗装での対応が可能です。
建物の中でも人が頻繁に使用している外階段はこまめなメンテナンスを心がけて安全に使用したいですね。
しかし、外階段の塗装に関して知識の無い業者も存在します。実際にあった例としてはケレンもかけず、錆び止めも塗布せずに外壁塗装と同じように塗装し
すぐに塗膜が剥がれ、錆びが発生してしまったという事例です。金属部分の鉄骨階段とサイディングやモルタルなどを使用した外壁などでは塗装する素材が異なりますので塗装方法が異なるのは当然です。
誤った知識で鉄骨階段の塗装を行うと、2度手間になってしまいますので、業者選びの際には注意が必要です。
当店では外階段のリフォームに塗装や改修工事なども多くの実績がございますので、安心してご相談ください。
詳しくは0120-989-742までお気軽にご相談ください。