更新日：2017年03月16日

千葉市美浜区で雨漏りがあるとのご相談をいただき点検にお伺いしました。
雨漏り箇所の確認のため、小屋裏の点検を行わせていただきました。
小屋裏では多岐にわたって水分の通った跡が確認できました。野地板から垂木に水分が浸入してしまっています。

　
野地板では腐食が始まっている箇所も見られ、カビが発生していました。
屋根の状態になりますが、スレート材で葺かれた屋根では塗膜が剥がれ、屋根全体で色あせが始まっています。
スレートには反りも多く見られる状態でした。築30年ということもあり、屋根材は寿命が来ていると言えるでしょう。
雨漏りの状態から、野地板が一部腐食してしまっていますのでこのままカバー工法を行ってしまうと耐久性に問題が生じます。
また、根本的な雨漏りを解決しない限りは雨漏りは止まりません。そのため、屋根カバー工法ではなく屋根葺き替え工事をご提案させていただきました。

スレート屋根の場合、軽微な雨漏りであれば屋根カバー工法を行うことが出来る場合もありますが、
今回のように水分が垂木や野地板にまで浸入してしまっている場合では屋根カバー工法を行うことができません。
屋根葺き替え工事はコスト面や工期がカバー工法と比べて高く、長くなってしまいますが、屋根材を一度すべて剥がすことで屋根の上からではわからない
屋根の異常に気が付くことができ、しっかりメンテナンスを行いたい場合には葺き替え工事の方が確実だと言えます。

定期的なメンテナンスを行っていたお住まいと、まったく手をかけてこなかったお住まいでは耐用年数に20年ほど差がでてしまうと言われています。
また、お住まいをリフォームする際にも小まめにメンテナンスを心掛けていた方がトータル的なメンテナンスコストを見るとお得になることがほとんどです。
お住まいの雨漏り、屋根葺き替え工事に関することならお気軽に0120-989-742までご相談ください。