更新日:2016年12月29日
今年の屋根工事を振り返ってみると、8/22に発生した台風9号の存在が大きいです。
非常に勢力の強い台風はお住まいの屋根材や棟板金を飛散させ、中には庭の木が屋根に倒れてしまったなどその被害の多さを物語っているようでした。
千葉県内では台風の影響により、1万1000戸が停電などの被害があり、信号機が点灯しないなどの大変危険な状態でした。
当店の点検員も夜遅くまで屋根の応急処置に奔走しておりました。改めて台風の脅威を再認識しました。
特に棟板金の釘抜けなどによる、棟板金の飛散は日頃からメンテナンスを心掛けていれば、強風が吹いた際でも飛散を防ぐことができます。
4月には熊本地震が発生しています。最大震度6強の地震が2回発生しました。
熊本城の瓦が大きくズレ落ちてしまった映像には、衝撃を受けた方も多かったのではないでしょうか?
被災されたお客様からも、瓦屋根についてのご相談を多く承りました。
地震の際に屋根は重くなればなるほど重心が高くなり、不安定さが増します。そのため揺れ幅が大きくなってしまうのです。
実際に地震の際に甚大な被害に遭われたお住まいの多くが瓦屋根になります。
今回の地震をきっかけに地震に強いガルバリウム鋼板などの金属屋根へ葺き替えを行うお客様も多くいらっしゃいました。
今年1年を振り返ると、スマップの解散やまさかの次期大統領にトランプ氏が当選したりと様々なニュースがありましたが、
台風や地震などで被災されたお住まいが多かったのも2016年の特徴でもあるかと思います。
来年はお住まいの地域に大きな台風が来ないとは言い切れませんし、大きな地震がこないとも言い切れません。
しっかりと災害に備えたメンテナンスを行い、大切な家族、お住まいを守ることを新年の目標としても良いかもしれません。
今年も1年、弊社の方でも学びの多い1年となりました。全てのお客様にお礼を申し上げたいと思います。
改めまして、来年もよろしくおねがいいたします。
弊社では地震・台風などによる屋根の破損や飛散、屋根工事、屋根リフォームのご相談も承っておりますのでお気軽の0120-989-936までご相談ください。