ホーム > 西条市丹原町で高温焼成の三州産いぶし瓦へ屋根葺き替えして安心…
西条市丹原町で高温焼成の三州産いぶし瓦へ屋根葺き替えして安心
西条市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
西条市丹原町にお住いのお客様より「内装リフォーム工事中の家の屋根が雨漏りしているから調査してほしい。」とのお問い合わせをいただきました。
現地に急行し詳しくお話をうかがうと、現在お住いのリフォーム工事中で古い天井を解体した時に雨漏りしていることが発覚したため、屋根修理を検討
することになったそうです。
屋根の雨漏り原因を屋根調査します。お住い
は古いいぶし瓦の屋根で瓦には割れやズレが多くみられます。瓦が割れている原因は凍害の被害でした。瓦がズレている原因は昔の「土葺き工法」の屋根だった為、固定されていない瓦がズレていました。
瓦が古く傷んでおり、瓦下の野地板も長年の雨漏りで傷んでいた為古い瓦を撤去して新しい屋根材へリフォームする「屋根葺き替え工事」ごご提案させていただきました。
それでは「屋根葺き替え工事」の作業工程をご紹介します。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:6日間
- 築年数:築60年以上
- 使用材料:創嘉瓦工業:軽量いぶし瓦「純いぶしライト」
こちらが雨漏りの屋根調査依頼をいただいたお住いです。内装のリフォーム工事中に古い天井を解体した時に雨漏りしていることが分かり、私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお問い合わせのお電話をいただきました。
こちらの屋根調査のブログ
「西条市丹原町でリフォーム工事中のお住いで雨漏りが分かり調査」
現地に急行し屋根調査すると屋根瓦に割れやズレが多く見られます。屋根瓦の割れは「凍害(とうがい)」が原因です。昔の瓦は現在の瓦に比べ焼成温度が低く吸水率の高い瓦でした。吸水率が高い瓦だと
瓦の中に給水した水分が冬季の気温低下により瓦の中で凍って膨張することで瓦が剥離したり割れる現象です。
関連ページ
「寒くない地域でも起こりえる!? お家の屋根材などに起こる凍害の実態」
瓦がズレて雨漏りにより瓦の下の野地板が傷んでいる状態です。これは昔の「土葺き工法」と呼ばれる施工法の屋根に多く見られます。昔は屋根の上に土を上げて瓦をのせる施工法で現在のように釘留めされていませんでした。
釘留めされていない瓦は経年によりだんだんズレ下がって、瓦の重なり代がなくなり雨水が侵入して雨漏りの原因となります。
屋根調査が終わり、後日屋根調査の報告書と屋根工事の御見積書を提出しました。瓦は古く傷んでおり長年の雨漏りで野地板も傷み弱くなっているので、古い瓦を撤去して新しい屋根材にリフォームする「屋根葺き替え工事」をご提案させていただきました。
関連ページ
「屋根葺き替えで不安を解消しませんか?」
お客さまにも屋根の重要性を理解していただき、今回の
屋根工事をご依頼いただきました
それでは屋根葺き替え工事をはじめます。まずは既存の古瓦の解体撤去から作業開始します。
古瓦を上から順番に剥がしてトラックの荷台に運びます。こちらの屋根は「土葺き工法」で土の上に瓦がのっているだけで釘で固定されていないので瓦は簡単に剥がせます。
トラックの荷台に積み込んだ古瓦は処分場へ運びます。
こちらの古瓦の撤去作業のブログ
「西条市丹原町で雨漏りでお困りの瓦屋根の屋根葺き替え工事します」
瓦を撤去すると瓦の下の土があらわれます。屋根の重量の約1/3
は土の重さで現在の瓦の施工では土を使用しないので屋根葺き替え工事の施工前と施工後で屋根重量は約2/3に軽量化でき耐震性も向上します。
土を撤去する
ときは土埃で近隣に迷惑をかけないように袋に小分けして集めて運びます。
屋根の土を取り終えると、杉皮があらわれます。杉の木の表皮で瓦の下に入った雨水が雨漏りするのを防ぐ下葺材として使われていました。
杉皮を撤去すると屋根下地の野地板があらわれます。
長年の雨漏りによりところどころ白く変色して木の強度が弱くなっています。また昔の屋根の野地板には木の表皮に近い背板とよばれる雨水不揃いの板を使用していたため板と板とのあいだに隙間が多く屋根材の固定には不向きです。
防水紙は耐久性と防水性に優れる「ゴムアスルーフィング」
新しく丈夫になった屋根下地の上に防水紙を施工します。防水紙は瓦の下に入った雨水が雨漏りしないように防ぐ重要な役割があります。
関連ページ
「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性」
防水紙は防水性と耐久性に優れる「ゴムアスルーフィング」を使用します。水下の軒先から水上に向かって張り重ねます。上下10㎝・左右20㎝以上の被さるように施工します。
下屋根と外壁との境は「葺き止め」と呼んでいます。ここで施工不良があると台風時など強い風雨が壁際と瓦との隙間から侵入して雨漏りの原因となりますので、しっかりとした施工が必要です。
まずは屋根工事専用の南蛮漆喰(なんばんしっくい)で土台を作り、板状の
「のし瓦」をのせます。
ただ瓦をのせただけだと地震や台風で瓦がズレたり飛ばされるので銅線で建物の躯体としっかり緊結して固定します。
のし瓦と外壁材の板との隙間から雨水が侵入して雨漏りしないように、水切板金を取り付けます。
台風時に壁に吹きつけた風雨も水切板金に落ちて瓦の上に排水されるように、雨水の流れる経路を計算して施工します。屋根工事にはこういった雨水を上手く排水させる「雨仕舞(あまじまい)」が重要です。
関連ページ
「雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い」
棟の端に「鬼瓦(おにかわら)」を設置して落ちないように銅線でしっかり固定します。
鬼瓦というとお寺の屋根に上がっている鬼面の瓦を想像されると思いますが棟の端部につける瓦を総称して鬼瓦と呼びます。
つぎに南蛮漆喰(なんばんしっくい)で棟の土台をつくります。昔の屋根工事では土を使用していましたが現在では屋根工事専用の南蛮漆喰を使っています。
南蛮漆喰は耐久性と防水性に優れ、硬化するとモルタルのようにガチガチに固まるので強力です。
南蛮漆喰の土台の上に板状の「のし瓦」をのせる「のし積み」の棟で、
対面する瓦同士を銅線で緊結します。
地震で被災した屋根の棟が崩れているテレビ映像をよく見ますが、現在の屋根工法はのし瓦を銅線でしっかり緊結して固定するので地震にも強く心配はありません。
昔の瓦屋根は棟を高く豪華な仕様が好まれましたが、現在は地震に考量して棟は低くシンプルな仕様が主流となっています。
こちらの棟ものし瓦は4段積みで低く抑えました。
のし瓦を積み終えたら最後に丸瓦を被せます。事前に出しておいた銅線を丸瓦に通して上部で締めて固定します。
これで棟の
「のし積み」が完成しました。晴れた青空にいぶし銀の屋根瓦がよく映えます。
これで屋根葺き替え工事の完成です。雨漏りも解消して地震や台風に強い防災瓦で安心です。
外観も見違えるほど綺麗になってお客さまにも喜んでいただけました。
雨漏りや屋根のお悩みは屋根工事専門店の私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください。
無料の点検調査を行っております。
関連ページ
「街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!」
街の屋根やさん西条・新居浜店
0120-12-0603
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-ehime@tankawara.co.jp
有限会社丹瓦建材店
〒793-0073
愛媛県西条市氷見丙466
愛媛県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-ehime@tankawara.co.jp
有限会社丹瓦建材店
〒791-1102
愛媛県松山市来住町798−7
ベルメゾン南久米102号室
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-niihama@higaki-roofest.com
桧垣スレート株式会社
〒792-0811
愛媛県新居浜市庄内町3丁目1−46
共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。