更新日：2022年02月02日

 皆様のお住まいの屋根材の種類は何でしょうか。屋根材の種類も様々で、現在最も多く普及されているのがスレート屋根です。スレート屋根や金属屋根は、工場で塗装を行ない、屋根の上に塗膜がある状態で販売されています。しかし塗膜は紫外線や雨などの日々のダメージにより、年数が経過するとともに劣化していきます。そのため、塗装をし、防水性能の回復と維持をする必要があるのです。では、皆様は「瓦屋根は塗装が不要である」と聞いたことはありませんか？

瓦屋根は塗装でのメンテナンスは不要？

 瓦屋根で皆様が想像するのはやはり、日本瓦でしょう。日本瓦は粘土を高温で焼成した屋根材です。日本瓦は耐久性に非常に優れており、瓦が割れたりすることがなければ、半永久的に長持ちするといわれています。そのため、日本瓦は塗装でのメンテナンスは不要なのです。瓦自体の塗装でのメンテナンスは不要ですが、瓦屋根に固定や接着を目的に使用されている漆喰などの補修は必要になります。また、瞬間的な衝撃を受け、瓦が割れてしまった場合にはもちろん修理が必要になります。

塗装が必要な瓦もある!?

 日本瓦は塗装でのメンテナンスは不要ですが、中にはセメント瓦やモニエル瓦の屋根の家にお住まいの方もいらっしゃるかと思います。セメント瓦やモニエル瓦は、同じ「瓦」とついていてもセメントや砂、水を混ぜ合わせたものなので、瓦自体に防水性がありません。そのため、塗装をし防水性能を備える必要があるのです。  このように、同じ瓦屋根でも、種類によって塗装でのメンテナンスが必要な場合と不要な場合があります。皆様のお住まいの屋根材は、塗装でのメンテナンスは必要でしょうか。予め知っておくと良いかもしれません。私達、街の屋根やさんでは、無料で点検・お見積り作成まで承っております。屋根のことでお困りの際は、街の屋根やさんにお気軽にご相談ください。